※事案の重大性等によっては、相談者に対するヒアリング等の前にフジテレビにて緊急の対応措置(相談者の保護や二次加害に繋がる放送の回避等)を取るなどの必要がある場合もありますので、最初の相談メールに記載された内容は、匿名化した上で、遅滞なく、フジテレビのコンプライアンス等担当役員に共有されます。なお、フジテレビのコンプライアンス等担当役員またはその親族が被相談者である場合や、調査の結果により実質的に不利益を被る者である場合には、フジテレビの代表取締役社長に共有されるものとします。
※フジテレビのコンプライアンス等担当役員は、調査の必要性等がある場合、社外相談窓口から相談を受けた内容を、必要最小限の範囲でフジテレビの関係部署に共有できるものとします。この場合、フジテレビのコンプライアンス等担当役員は、特段の事情がない限り、当該事案が社外相談窓口に寄せられた相談であることは共有しないなど、相談者の秘密が守られるよう最大限配慮します。
※調査は、事案に応じ、社外相談窓口弁護士、フジテレビの関係部署、その他外部の専門家等が行います。
※なお、相談された事案が、フジテレビ(の役職員)が直接の当事者ではなく、フジテレビの取引先間での人権侵害事案等である場合には、社外相談窓口やフジテレビだけで調査・是正措置を実施するのではなく、取引先等の第三者に調査や是正措置への協力を依頼する場合もあります。その際も、相談者の情報や相談内容は必要に応じて匿名化等をして調査協力を求めます。
※フジテレビは、一定期間に社外相談窓口に寄せられた相談事案全体の相談件数や傾向等の運用実績を、サステナビリティ経営委員会および取締役会等に報告し、(個別事案に関してプライバシー権等に抵触しない範囲で)社内外に公表します。
不正の目的による相談(虚偽の相談、個人的利益を図る目的の相談、他人を誹謗中傷する目的の相談等)は禁止されています。相談が不正の目的で行われたと判断した場合には、当該相談を受け付けない場合があるとともに、当該相談を行ったフジテレビの役職員に対し、就業規則その他の社内規程に従って適切な措置をとります。