INTERVIEW #04 冴島はるか役 比嘉愛未さん

2ndシーズンの制作を聞かれた時の感想は?

素直に“嬉しい”の一言でした。この作品は、私自身が一視聴者として見ていてもすごく感動してしまう大好きな作品です。冴島はるかという役も大好きですし、同じメンバーで同じ作品を、また一緒に出来るのがすごく嬉しいと思いました。

冴島というキャラクターの魅力は?

揺るぎない強さを持っているところかな。多分、医者になれなかったことや、いろいろな挫折を経験して、それを乗り越えて一生懸命がむしゃらに働いてきたことで、彼女自身に自信がついていると思うんです。そんな強さは、同じ女性として魅力的ですね。少し強い口調になったり、素直になれなかったりする部分もありますけど、根は温かい人なんです。目の前の患者さんを助けたいとか、熱い部分も持っているけど表面にはあまり出せない人。不器用な部分も、逆に愛おしいなって思います。

2ndシーズンの冴島に、何か変化は?

冴島自身は変わっていないと思います。仕事の実力や実績は、1stシーズンの最初から持っていましたから。でも、フェローたちの見方が変わってきているんじゃないでしょうか。彼らが成長していく姿を、一番間近で見てきていますからね。変にフェローに優しくなるのではなく、徐々に同じ仲間として認めだしているんだと思います。

冴島と言えば、1stシーズンでの恋人、田沢悟史(平山浩行)とのシーンは印象的でした。比嘉さんが思い出に残っているシーンは?

すべて思い出深いんですけど…。やっぱり彼とのシーンですね。冴島にとっても、私自身にも印象深いシーンでした。すごく悩みぬいて、結局、彼から逃げる形で別れたんですけど…。でも、最終的にはちゃんと彼と、彼の病気に向き合うという選択をした冴島はすごいなって思いました。なかなか出来ることじゃないなって。その続きが、2ndシーズンでも描かれていきます。大変だとは思いますけど、しっかりと演じていきたいと思います。

また、ドクターヘリに乗れますね?

私、1stシーズンの時からヘリコプターは全然大丈夫なんです。高所恐怖性でもないので“今回も乗るぞ!”っていう感じ。とにかく、1stシーズンで、冴島は数えきれないくらい乗りましたから。ただ、出動の時に冴島が抱えて走ってヘリに乗せる医療バッグが重いんですよ。結構、体力を使うので徐々に筋トレを始めています。ドクターヘリは、本当に安定感があって揺れも少ないんです。私も意外だったんですけど、音もそんなにうるさくありません。何と言ってもドクターヘリの一番は、速い!っていうこと。救急車より速く移動出来るので、一刻を争う時には本当に重要だと思います。これからの医療の要となっていくと思うので、どんどんいろんな人に知って頂いて、もっと普及していけばいいなって思います。

2ndシーズンから、新しいジャケットが登場します。

寒いのが苦手なので、真冬のロケは大丈夫かなと心配していたんですけど、ジャケットを着たら安心しました。保温効果が抜群なので、着ていると暑くなるくらいのジャケットだったんです。それから、本当に格好いい。最初に、衣装合わせをした時、初めてジャケットを見たんですけど、嬉しすぎてすごくテンションが上がっちゃいました。機能性も良くて“また働くぞ!“っていう気持ちが大きくなりました。

最後に、視聴者のみなさんにメッセージをお願いします。

今って、残酷な事件や悲惨な事故が増えてきているじゃないですか。そんな社会の中で、『コード・ブルー』という作品が描く医療の現場を通して、命の尊さが少しでも見て下さる方たちに伝われば良いと思っています。そして、生きることの素晴らしさを改めて感じてもらえたらなっていう思いでいっぱいです。

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