INTERVIEW #01 藍沢耕作役 山下智久さん

2ndシーズンの制作が決まった時の感想は?

まず“あっ、また出来るんだ”って思いました。『コード・ブルー 1st season』放送後、実際の医療現場にヘリコプターが増えたと聞いたり、ニュースでドクターヘリを取り上げられたのを見ると、ちゃんと意味のあるドラマだったんだと思っていました。ですから、2ndシーズンも、また何かの役に立てる作品にしたいと思いました。

1stシーズンを振り返って、印象的なことは?

やっぱり、全体的に迫力があったと思います。ヘリが出てくるだけでもすごく迫力があるし、医療現場の収録も緊張感がありました。全てのシーンで、気を引き締めて演じていました。

1stシーズンからのブランクがありますが…。

ブランクはありますが大丈夫です。手術の手順などは、体に染み込んでいるんじゃないかと思います。僕は、芝居である人物を演じている間は、その人物が自分に乗り移っているような感覚なんです。だから、ブランクはあってもすぐそのキャラクターに戻れると思います。

2ndシーズンの期待感は

全てがレベルアップしています。藍沢やほかのメンバーもそうですけど、経験値が違うし、それだけでも見応えがあるものが出来ると思っています。僕がこんなこと言うのは失礼かもしれないけど、脚本がバシッとキマっているんですよ。そのバシっとキマっているものを、僕や共演者のみなさんがちゃんと吸収して理解して演じれば、良いものが出来ると思います。

山下さんが藍沢を演じていて感じる『コード・ブルー』の醍醐味は?

僕自身としては、まずヘリコプターに乗れることですね。作品としては、スピード感があるので、見て下さっている方も1時間(通常放送)に感じないと思います。また、なんと言っても、現実をきちんと伝えるドラマです。医療現場を正直というか、よりリアルに近く表現することに努めていますから。あとは見て下さっている方の予想を、良い意味で毎回裏切ることが出来る作品になっているとも思います。

改めて、藍沢というキャラクターの魅力は?

藍沢は、トップを狙い続けている男。その向上心やギラギラした感じはかっこいいと思います。その雰囲気は、1stシーズンで演じていた時よりも、今のほうが共感できますね。

2ndシーズンの藍沢は、どんな成長をする?

人間、誰でも経験を積むと、今まで良かったと思ってたものが、良くないと思えたり…逆に、良くないと思ってたものが良く見えたりすることがあると思います。だから、藍沢も1歩1歩経験を積んだ先に、何か違ったものが見えてくるんじゃないでしょうか。具体的にどんなことかは、僕にもまだ分かりませんけど、やはり何かが変わると思いますね。ただ、1stシーズンの藍沢は、患者に対してクールに接していましたけど、2ndシーズンでは少しだけ温かく接するようになってきたんじゃないかと思います。そんなところにも注目して下さい。

2ndシーズンの撮影も始まりました。撮影中のエピソードをお願いします。

今回は冬のドラマなので、雪が降っている中でのロケがありました。冬の風が冷たいんですけど、ヘリのプロペラからの強い風圧も加わって、体感温度がものすごく下がってしまいました。さらに、そんな寒さの中、第1話では藍沢が川に入っていくシーンがあるんです。もちろん、水は冷たくて寒いんですけど1話から飛ばしていく藍沢を演じるのは楽しかったです。

山下さんにとって『コード・ブルー』という作品は?

若い時しか出来ない作品はいっぱいあります。反対に、ずっと続けていける作品もなかなかありません。『コード・ブルー』は、僕の中では、たとえ30歳になってもやっていける作品だと思っています。この先も、藍沢と一緒に立ち止まらず進んでいけたら良いですね。

最後に視聴者の方にメッセージをお願いします。

前回より、必ず良い作品にしてお届けしようと思っていますし、絶対になりますので楽しみに待っていてください。楽しいっていうか、とにかくみなさんの予想を裏切らない作品にします。

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