江戸時代より江戸川の水運やみりん醸造業で栄えた流山市の流山本町には、今も当時の面影を残す建物が点在しています。
こちらは1846年創業の呉服新川屋。134年前に建てられた現在の店舗は、国の有形文化財に登録されています。
太い梁や漆喰の白壁など趣のある店内には、呉服だけでなく、和と洋を取り入れたモダンな衣類、8代目の秋谷光子さんがセレクトする小物や雑貨が並んでいます。
秋谷さんのおすすめ雑貨は、着物地とアフリカ布を使ったバッグ。クラフト作家と協力して商品化しました。
ブローチなどの小物も、着物に合わせやすいものにこだわって仕入れているそうです。
また、100年前にひいおばあちゃんが飼っていた猫を木彫りで再現した招き猫「こまちゃん」にちなんだ商品も人気です。
歴史を感じながら新しいものにも出会える流山本町、訪ねてみませんか。