千葉市にある千葉県立美術館では、開館50周年を記念して東京湾を望む千葉みなとエリアを舞台にした特別展「PROJECT UMINOUE 五十嵐靖晃 海風」を9月8日まで開催しています。
美術館のほか、千葉ポートタワーやさんばしひろばなどの周辺施設でも作品を展示、五十嵐さんは千葉県出身のアーティストで、その土地の暮らしと自然を美しく接続させ、景色をつくり変えるような表現活動を各地で展開しています。
館内にある作品「糸の星」。地域の人たちなどが持ち寄った約5000個の糸玉を星に見立てて製作、一人一人の思いが満天の星になりました。
さんばしひろばには、五十嵐さんの代表作「そらあみ」があります。全長64m、幅5m、市民も参加して編んだ漁網を空に掲げ、風景をつかまえるという作品です。
美術館周辺には、展覧会の半券を提示すると割引などのサービスが受けられる施設もあります。皆さんもアートや水辺の魅力が詰まった千葉みなとエリアにぜひ足を運んでくださいね。