大多喜町に本社を置き、上総中野駅といすみ市の大原駅間、26.8kmを運行しているいすみ鉄道。
春には菜の花が咲く沿線を走る姿から、菜の花列車とも呼ばれています。
運転士を務める玉尾和也さんは、5年前にいすみ市に移住、地域おこし協力隊を経て2022年に入社したローカル線の未来を担う一人です。
去年9月の台風によりいすみ鉄道も被害を受け、全線が開通したのは年末のこと、玉尾さんは運転士として初めての春を迎えます。
沿線に咲く菜の花は、地元住民や自治体などとともに、いすみ鉄道の社員も一緒に育てています。
いすみ鉄道では、お弁当を食べながら景色が楽しめる専用車両の運行も予定しています。