房総半島の南西部、東京湾に面した鋸南町。
年間を通して温暖な気候を利用し、農地にあるビニールハウスでは、あるものが育てられています。それは甘みが特徴のバナメイエビ。
ここはもともと耕作放棄地で、2年前から平野さん夫婦が、陸上でのエビ養殖に取り組んでいます。
養殖にはもちろん海水を使用、施設と地元の保田漁港を90往復し水槽に運びこみました。現在は20万尾の稚エビを2カ月ほど育て、生食用の出荷も行っています。
水質の変化に弱いため、浄化装置での改善や清掃、水温管理は欠かせないそうですが、陸上養殖ならではのメリットも多いといいます。
二人が育てたバナメイエビは通販で購入できます。
おすすめ料理は素揚げだそうですよ、甘みも増すのでお試しくださいね。
持続可能な取り組みとして陸上で養殖するエビ、皆さんも味わってみませんか。