今回は、地域ぐるみで有機農業に取り組み、自慢のニンジンを提供する人たちのお話です。
全国でもニンジン生産量トップクラスを誇る千葉県。山武市では、1988年から一部の農家が化学肥料や除草剤などを使用しない有機農業に取り組み始め、ニンジンも栽培してきました。
江戸時代から農業を営む岩井家もその一軒で、今は夏に種をまいた秋冬ニンジンの収穫最盛期です。
2005年には、さんぶ野菜ネットワークという組織を作り、有機栽培の勉強会を通して後継者も育成。現在は40軒ほどが健全な土をつくり有機野菜を育てています。
甘味が自慢のニンジンは、鶏肉、油揚げ、シメジと一緒に炒め、味付けして蒸し煮にしたあと、炊きたてご飯に混ぜていただくのがおすすめです。箸が止まらないおいしさですよ。
さんぶ野菜ネットワークで生産するニンジンは、市内の直売店や通販サイトでの購入が可能です。