今回は、亡き父の思いを胸に自分のスタイルでレンコンづくりに挑んでいる人のお話です。
千葉県南東部に位置する長南町は、山間部ながらレンコン栽培が盛んな地域です。12年前に家業を継いだ金坂さんは、肥料は使わず土の中にいる微生物の働きを活かして育てる、全国的にも稀な自然栽培にこだわりレンコンを生産。
金坂蓮魂と名付けて販売しています。父の孝澄さんが開発した「金澄」は、全国に普及している品種。
哲宏さんのこだわりが実を結び、えぐみが少なく、糖度9というフルーツトマト並みの甘味を引き出すまでになりました。
父の財産を進化させたレンコンはステーキがおすすめ。1cmほどの輪切りにして、オリーブオイルで両面を揚げ焼きにすると、甘味が増し、ホクホクの食感が楽しめますよ。
金坂蓮魂は、オンラインショップや産直通販サイト・食べチョクなどで購入できます。