今回は、卓越した技術で鮮やかな和菓子を作る職人のお話です。
市川市にある菓匠・京山、50年以上和菓子職人として腕を振るう佐々木 勝さんは、去年、国が表彰する現代の名工に選ばれました。
その匠の技から生まれるのが、煉切でつくる見た目にも美しい生菓子です。この日作っていたのは、市川市の花でもあるバラをかたどった生菓子。
世界にひとつしかない自家製の木ベラを巧みに操り、世界にひとつしかない和菓子を生み出します。
他にも、天皇・皇后両陛下のご成婚を記念した「鴨場の月」や、塩づくりが盛んだった地元の歴史にちなんだ「塩どらやき」なども考案してきました。
現代の名工にふさわしい数々の逸品、ぜひ味わってみたいですね。