今回の千葉の贈り物は、
これまで番組で紹介した中から、
伝統文化を支える人たちをお届けします。
細かい板に切り込みを入れ、クギを使わずに組み合わせて模様を表現する組子細工。
その技術を生かし建具を作っているのが、佐倉市の組子細工職人、嶋野 浩司さんです。
嶋野さんは、これまでにないデザインを障子に取り入れたり、色違いの木材を使い壁掛けに応用するなど伝統技術に新たな発想を取り入れています。
モノづくりにかける情熱、素敵ですね。
続いては、松戸市の工房で江戸時代から続く技術を守る、篠原 清治さん。
白生地に模様を描く下絵や色付けなど、すべてを手作業で行う東京手描友禅、着る人を考慮した粋なデザインの和服や帯が生まれます。
これからも、暮らしに息づく伝統文化を支えます。