豊漁を祝う晴れ着「萬祝着(まいわいぎ)」の
染色技術を継承した房総半島の大漁旗。
銚子市で江戸時代からその技を受け継ぐ
額賀屋染工場では、
今も大漁旗を親子で手作りしています。
大漁旗作りはまず、
真っ白な下地に絵を描くことから始まります。
色を入れない所には糊を付け、乾かした後に、
染(そめ)と呼ばれる色付けを施します。
漁船の進水式のほか
結婚や節句のお祝いにも贈られる大漁旗、
最近ではブックカバーといった
身近なものへ応用されています。
世界に一つの大漁旗、職人の技が光ります。