長谷川豊(フジテレビアナウンサー)のカンボジア取材レポート

旧フランス植民地のカンボジアは1953年に独立。以降20年におよぶ内線やベトナムの侵略を切り抜け、1993年、国連カンボジア暫定統治機構の平和維持活動によって総選挙が行われてカンボジア王国として再出発しました。

1975〜79年のポル・ポト政権下における社会改革では、国民の8分の1にあたる100万人以上が戦闘や飢餓、重労働や死刑で命を落とし、50万人余りがタイに亡命、さらに貨幣・財産・階層の廃止をもたらしました。
この改革とその後の内線の影響は未だに残っており、それは孤児や未亡人の割合が世界で最も高いことに現れています。


総人口 10,945,000人 年間出生数 360,000人
一人当たりのGNP 260米ドル 5歳未満児年間死亡数 11,000人
小学校就学率 90% 5歳未満児年間死亡率 122/1,000人
成人の識字率 68% 乳児死亡率 86/1,000人


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