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インドネシア

・最大の被災地アチェ州は、もともとインドネシアからの分離・独立を目指す独立運動(GAM)と政府のあいだで30年近くも武力衝突が続き、多数の死傷者を出していました。2003年5月以降「非常民政事態」が発令されていたものの、それ以降も戦闘が止んでいない地域でしたが、幸か不幸か地震・津波被災によって停戦状態になっています。
・アチェ州は被災前からインドネシアの中でも貧困度が最も高い地域でしたが、被災により壊滅的打撃を受けてしまいました。
インドネシア基礎データ
総人口 219,883,000人
年間出生数 4,515,000人
平均余命 67歳(日本は82歳)
5歳未満児死亡人数 185,000人
5歳未満児死亡率 41 / 1,000人(世界第76位)
乳児死亡率 31 / 1,000人
小学校就学率・通学率 87%
中学教育 総就学率 男子58%、女子58%
安全な飲料水を入手出来る人の比率 都市89%、農村69%
適切な衛生施設を持つ人の比率 都市71%、農村38%
一人当たり年間国民所得 810ドル
【2005年「世界子供白書」より】
スリランカ

・北東部では過去20年間にわたり、政府と反政府タミル人勢力のLTTE(タミル・イーラム解放の虎)による内戦が続き、この内戦で6万5千人が命を落としました。そして100万人以上の国内避難民と難民が生じ、そのうち30万人が子どもと推測されてきました。2002年2月停戦合意が成立しましたが、その後も大きな課題が残りました。
・洗い流されてしまった地雷や不発弾に関する注意喚起が引き続き必要です。
スリランカ基礎データ
総人口 19,065,000人
年間出生数 312,000人
平均余命 73歳(日本は82歳)
5歳未満児死亡人数 5,000人
5歳未満児死亡率 15 / 1,000人(世界第133位)
乳児死亡率 13 / 1,000人
小学校就学率・通学率 100%
中学教育 総就学率 男子72%、女子77%
安全な飲料水を入手出来る人の比率 都市99%、農村72%
適切な衛生施設を持つ人の比率 都市98%、農村89%
一人当たり年間国民所得 930ドル
【2005年「世界子供白書」より】
モルディブ

・1,190の島々からなる国。ほとんどが浸水し、そのうち13島は全島避難を余儀なくされました。
・ほとんどの国民が漁業、観光産業に従事していましたが、人口の1/3が生活手段を破壊されるという壊滅的な打撃を受けました。
・199の島に人口が分散しているため、復興事業が困難になっています。
モルディブ基礎データ
総人口 315,000人
年間出生数 11,000人
平均余命 68歳(日本は82歳)
5歳未満児死亡人数 1,000人
5歳未満児死亡率 72 / 1,000人(世界第61位)
乳児死亡率 55 / 1,000人
小学校就学率・通学率 96%
中学教育 総就学率 男子64%、女子68%
安全な飲料水を入手出来る人の比率 都市99%、農村78%
適切な衛生施設を持つ人の比率 都市100%、農村42%
一人当たり年間国民所得 2,300ドル
【2005年「世界子供白書」より】
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