昨年放送の連続ドラマ『リアル・クローズ』から2000万円の募金をいただきました

世界の恵まれない子どもたちについて説明を受ける香里奈さん(右)
昨年終了した関西テレビ制作の連続ドラマ『リアル・クローズ』に主演した香里奈さんが3月19日(金)に日本ユニセフ協会を訪れ、ドラマのストーリーと連動した「チャリティTシャツ」企画に寄せられたおよそ2000万円の募金の目録を贈呈しました。贈られた募金は全額がFNSチャリティキャンペーンの2009年度支援国の西アフリカ・シエラレオネ共和国の子どもたちのために使われます。
2009年10月13日から12月22日まで放送された関西テレビ制作『リアル・クローズ』は、同名の人気コミック(『RealClothes』集英社刊)が原作のドラマで、全くファッションに興味がない老舗百貨店勤務の女性社員の主人公が、突然婦人服売り場へ異動となり、悪戦苦闘しながら女性として悩み、成長を繰り返しながら自分探しを始めるというストーリーです。
2009年11月17日放送の第6話では、主人公の天野絹恵(香里奈)が百貨店の一大プロジェクトとしてオリジナルのデザインTシャツを企画、販売し、売上の一部をチャリティに寄付するという内容で、現実の世界でも、伊勢丹新宿店でブランドデザイナーの協力のもとチャリティTシャツが製作され、実際に「チャリティ販売キャンペーン」が行われました。連続ドラマで初めての今回の試みは、全国の視聴者の皆様の間で大きな反響を呼び、チャリティ期間中に予想を遙かに超える14,030枚もの受注がありました。
 

(右から)福井澄夫関西テレビ代表取締役社長、赤松良子日本ユニセフ協会会長、香里奈さん、鷹野正明伊勢丹新宿店営業本部本店長執行役員、佐野拓水プロデューサー
贈呈式には、ドラマ『リアル・クローズ』を代表して香里奈さん、関西テレビの福井澄夫(ふくい・すみお)代表取締役社長、佐野拓水(さの・たくみ)プロデューサー、そして実際にチャリティTシャツを製作して販売キャンペーンを展開した伊勢丹新宿店から鷹野正明(たかの・まさあき)営業本部本店長執行役員が出席しました。香里奈さんは、まず展示コーナーで世界の恵まれない国に暮らす子どもたちについて説明を受けた後、「チャリティTシャツ」企画に寄せられた募金から経費を除いたおよそ2000万円の目録を日本ユニセフ協会の赤松良子(あかまつ・りょうこ)会長に手渡しました。
 

チャリティTシャツを手にする香里奈さん
香里奈さんは「自分が主演を務めたドラマのチャリティTシャツ企画で約2000万円もの募金をいただけることになり、支援国のシエラレオネの子どもたちの何かお役立てできれば出演者の1人として本当に嬉しいです。単純に数字を聞いて光栄に思いました。子どもたちが今後の世界を作っていくので、貧しくて勉強が出来ない子どもたちも勉強が出来るようになり、元気に走り回ったり、幅広く援助ができることを知ったことで、またきょうのことを思い出して今後もまた新しいことが出来れば、という気持ちを持ちました」と語りました。
 募金を受け取った赤松会長からは、「ズシリと重い募金をいただきまして、間違いなく西アフリカのシエラレオネ共和国の過酷な環境の子どもたちへ届けます。落とさなくても良い命を落としてしまう子どもたちです。命が助かり、病気が治るという具体的な効果があると思います。キャンペーンを展開していただいた皆様、本当にありがとうございました」とお礼の言葉が述べられました。  なお、募金額の確定は予想以上の受注枚数となったため、すべてのチャリティTシャツを発送し終える5月末となります。
 
 

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