現在映画が大ヒット上映中でドラマも同時進行で放送中されている『赤い糸』の出演者が1月15日、日本ユニセフ協会を訪れ、興行収入の一部380万円を南米ガイアナ共和国の子供たちのために寄付しました。
映画『赤い糸』は、運命の赤い糸に導かれ、その相手と結ばれることを信じるヒロインの姿を描くピュアで切ないラブストーリーです。
延べアクセス人数が4000万人を突破し中高生から圧倒的な支持を受けた「伝説のケータイ小説」をもとにFNS系列28社のテレビ局が出資して映画化されましたが、「世界中の人にご縁がありますように」と、入場者一人につき5円がFNSチャリティキャンペーンに寄付されることになっています。
15日東京・港区の日本ユニセフ協会を訪れたのは、主演の南沢奈央(みなみさわ・な
お)さんをはじめ、岡本玲(おかもと・れい)さん、石橋杏奈(いしばし・あんな)さん、桜庭ななみ(さくらば・ななみ)さん、柳下大(やなぎした・とも)さんの5人です。
5人を代表して南沢さんから1月15日現在の動員数76万人分の寄付金380万円の目録が日本ユニセフ協会の早水研(はやみ・けん)専務理事に手渡されました。
セレモニーに臨んだ南沢奈央さんは、
「教育を受けられなかったり、病気で亡くなってしまうなど、私が想像できなかったような生活をしている子供たちがたくさんいることを知りました。知るだけでなく、何か行動をしなければと思いました」と挨拶しました。
これに対して日本ユニセフ協会の早水専務理事は、
「きょうはありがとうございました。映画の動員数の76万人という数字は、ガイアナ共和国の人口75万人とほぼ同じです。ガイアナの国民一人一人が、映画をご覧になった一人一人と赤い糸の絆でつながったのかなと思います。みなさんのように若い方たちに、世界の子どもたちに思いを馳せていただくことはとても励みになります」と語っていました。
寄付された380万円は、全額がユニセフを通じてFNSチャリティキャンペーンの今年度の支援国・南米「ガイアナ共和国」の子供たちの保健・衛生・基礎教育の充実のために使われることになっています。
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南沢奈央さん |
岡本玲さん |
石橋杏奈さん |
桜庭ななみさん |
柳下大さん |