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『ばらかもん』制作発表!

『ばらかもん』の制作発表が行われました。登壇者は、主人公・半田清舟役の杉野遥亮さん、琴石なる役の宮崎莉里沙さん、木戸浩志役・綱啓永さん、川藤鷹生役・中尾明慶さん、半田清明役・遠藤憲一さん。司会は小澤陽子フジテレビアナウンサーです。こちらでは、制作発表の模様をレポートします。

小澤アナ「杉野さんはゴールデン・プライム連続ドラマ初主演ということですが、この作品に対する思いをお聞かせください」

杉野さん「最初に企画書をいただいた時からすてきな作品だと思って、すぐに参加したいと思いました。ほぼ直感でやりたいなと思ったんですけど、やっていく中では初主演ということもあっていろいろなことを意識してしまいました。座長って、どういなければいけないのかな?とか。良い作品にするためには、どうしようと重く考えてしまうところもあったんですけど、作品を作っていく過程で、なる(宮崎)がすごく撮影を頑張っている姿とか、スタッフさんが真剣に声を出している姿とかを見ていると、自分は自分がやることをやればいいんだというフラットな気持ちになりました。そういった物作りをしてくださっている皆さんに感謝しながら、キャストの皆さんもそうですけど、撮影が進められている感じがしています」

小澤アナ「和気あいあいとしている現場だなと感じました」

杉野さん「そうですね。世代もそうですし、個性豊かな人が本当にいっぱい集まっているので、正直にいられる空間が出来上がっているのかなと思います。それは、僕もすごくうれしく思います」
(以下、敬称略)

小澤「クランクインして1ヶ月以上経ちましたが、現場で印象的だったエピソードなどを教えてください」

宮崎「海のシーンが楽しかったです!」

杉野「この間、1話のクライマックスシーンを2人で撮ったんだよね?1話をご覧いただけたら分かると思うんですけど、2人で海に浮かなくてはいけない結構ハードな撮影で、日が落ちるのが早かったり、風が吹いたりとか体力勝負の撮影だったんです。で、どこが楽しかったの?(笑)」

宮崎「先生(清舟)と水をバシャバシャするところ!」

杉野「そう(笑)。そういうシーンなんですけど、なるが頑張るなら僕も頑張るってなって、僕たちがそうしているとスタッフさんたちも頑張るという空気感が出来て、みんなが一致団結したから確かに楽しかったね。そういうことで良かった?」

宮崎「うん!」

小澤「五島列島での撮影はいかがでしたか?」

杉野「海がとてもきれいでした。空気も全然違うし、本当に遠藤さんにも来て欲しいと思ったぐらいです」

遠藤「行ってないからね(笑)」

杉野「ごめんなさい。いきなり振っちゃって(笑)」

小澤「撮影の合間にプライベートで山にも登られたとか?」

杉野「鬼岳と言って3〜400m級の山です。頂上まで行ったら、おじいちゃんとおばあちゃんがピクニックをしていたんです。すごい良いなと思って…携帯とか触っている人もいないし、そんな空気感がうれしかったし、羨ましかったです」

小澤「綱さんも五島を満喫したそうですね?」

「2週間ぐらい行ってたんですけど、10日ぐらいオフだったので(笑)。ホテルの支配人さんと仲良くなって、毎日観光に行ってました。景色や建物も良かったんですけど、何より人の良さですね。これはみんなが言うんですけど、五島には五島にしかない良さがあるって。支配人さんも言ってたんですけど“五島は言葉では言い表せない”と。これは行った人にしかわからないと思うので、皆さんにもぜひ行ってもらいたいです」

小澤「中尾さんは?」

中尾「僕も行かせていただいたんですけど、(悪天候で)全然飛行機が飛ばなかったんですよ。行きは福岡空港に着いて、そこに5時間ぐらいいたかな?(笑)。長崎までタクシーで移動して、高速フェリーに乗ってなんとか到着したんです。僕はたまたまタイミングが悪かったようです。帰りも飛行機が飛ばなかったんですよ。島に延泊しました(笑)。でも、島は本当にすごくきれいで、僕が知らない、出てないシーンも島で撮影してるので、一視聴者としてドラマを見るのを楽しみにしています」

小澤「遠藤さんは五島には行かれてないんですよね?」

遠藤「五島どころか、まだ撮影をほとんどしていないんです(笑)。みんなとは(ドラマ出演者)番宣のバラエティー番組で会っているんですが、何の宣伝しているんだかわからなくなっちゃったり(笑)。なるちゃんとは今日が初対面なんですけど、案の定怖がられているようで、ほとんど口を聞いてもらえないんです(笑)」

小澤「遠藤さんは書道を習おうとしていたそうですね」

遠藤「コロナ禍になる前に、いつか書道を習ってみたいと思っていたんです。そうしたら、今回の話をいただきました。今、習いに行ってますが、難しい!“とめ”とか“はね”とかね。杉野くんは天才的な字を書くんですよ。自分でも思うでしょ?」

杉野「どちらかと言うと才能あるかな?って思います(笑)」

小澤「間もなく七夕ということで、皆さんに短冊に書道で願いを込めていただきました」

遠藤「“心が子役に”。これは、常々子役っていいなぁと思っているんです。まず夜8時になれば仕事は終われるし(笑)、(現場には)遊びに来ている感じです。俺たちはどうしても、遊びの気分には中々なれません。なるちゃんも楽しいでしょ?」

宮崎「(うなずく)」

遠藤「そういう境地になりたいんだけど、さすがに子役にはなれないので、せめて心の中ということです。ただ遊んでいるような気分で仕事に参加してみたいなという願いです」

小澤「中尾さん、お願いします」

中尾「“田中みな実さんと仲直り”と書きました(笑)。このドラマにも田中さんは出演されているんですけど、クランクインの直前に家でネットニュースを見ていたら“田中みな実、俳優〇〇と険悪の仲”とあったんです。僕が以前、他のドラマで共演した時にふざけて“うるせぇな、おばさん!”と言ってしまったんですが、どうやらそれを根に持っているらしくて(笑)。そういうニュースが上がっていたので。間もなく、田中さんとご一緒するシーンがあるので、まず謝罪から始めようかなと思っています(笑)」

小澤「続いて、綱さんお願いします」

「“みんなと仲良く”。本当は“みんなと仲良くなりたい”と書こうとしたのですが、紙が足りなくてこうなっちゃいました。五島列島ロケの休みの日は子供たちとは仲良くなれたんですけど、大人の方々とはあまり話す機会もなかったので。公の場を使って、デートやご飯に誘ってほしいなと(笑)」

小澤「宮崎莉里沙ちゃんは?」

宮崎「“みんなでうみに入れますように”。キャストとスタッフのみんなでうみに入りたいです」

杉野「やっぱり、あの海での撮影が楽しかったんだね!」

小澤「杉野さん、お願いします」

杉野「“スローライフ”。僕が演じている主人公は五島列島に行って、すごくまったりとしたスローライフを送ります。先日、日本人って働きすぎなんじゃないか?と考えたことがあって、週休4日ぐらいでもいいんじゃないかと思ったときに、『ばらかもん』は新たな提示をしているんでは?と感じたんです。そこで、この言葉を選びました」

小澤「今回、そんな主演を務める杉野さんが本日より五島市の“ふるさと大使”に就任しました!」

五島市の久保実副市長から委嘱状の授与が行われました。ご当地キャラクターの“バラモンちゃん”も登場!

久保副市長「五島市の“ふるさと大使”を担っていただき、誠にありがとうございます。先ほどから、今日は五島市を紹介する記者会見かと思うくらい、五島のことを皆さんに語っていただき、ありがとうございました。ちなみに、今日は“ふるさと大使”の名刺もご用意していますので、あちこちで五島市のPRをお願いしたいと思います」

杉野「このドラマが放送されることによって、五島市が盛り上がればいいかなと思っています。五島では中々撮影させてもらえないような場所でもやらせていただきましたし、島全体が応援してくれたことでしたので、ちょっとでも恩返しが出来たらうれしいです」

小澤「最後にドラマを楽しみにしている皆さんにメッセージをお願いします」

杉野「すごくいい雰囲気で撮影させてもらっていると思っています。子供の皆さんと一緒というのも僕にとっては新鮮ですし、遠藤さんを始め、ベテランの方もたくさん出ていただいているので、そちらにはちょっと甘えられる気持ちになったりして。とにかく刺激的な撮影現場です。作品は主人公の成長物語でもあるんですけど、人と人が出会う中で大切な事を見つけていき、疲れた現代に癒しをお届け出来るドラマになっていると思います。週の真ん中の水曜日に家族みんなで見ていただいて、温かい時間のきっかけにしていただけたらいいなと思います。よろしくお願いします!」

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