- 本作への出演が決まったときの感想は?
- 「台本をいただいて、原作漫画もありましたし、すごくすてきな話だと思いました。最近はコロナ禍もあったりして、人と触れ合う時間が少なくなってきてしまったのではないかと思います。そんな中で、人と触れ合うことへのメッセージ性を持つドラマに出演させていただけるということが、すごくうれしかったです。監督やスタッフの皆さんもベテランの方々ばかりなので、そういった皆さんとご一緒できることもうれしいです」
- 台本、原作を読んでいかがでしたか?
- 「子供たちがものすごくかわいいです。僕も仕事でいろいろな島に行かせていただいていますが、そこの子供たちと触れ合うと、僕は東京で生まれ育ったので、東京とは違うかわいさみたいなものを感じます。それは台本にも描かれています。基本的に何か大きな事件が起こるのではなく、人と人の関係を描く作品は楽しいですね。そういう作品でお芝居させていただくことは、役者としても演じがいがあります」
- 演じられる川藤の印象は?
- 「粋のいいあんちゃん?(笑)。多分、川藤は島で暮らす人たちとは違った経験をいろいろとしてきて、大人の良い所も悪い所も見てきた上でのいやらしさやずるさを持っていると思います。でも、基本的には“粋のいいあんちゃん”で、人とのコミュニケーション能力が高く、仕事もバリバリできるという印象です。ですので、ちょっと島の登場人物とは違う色を出せたらいいなと思っています」
- 清舟役の杉野遥亮さんの印象は?
- 「ちょっと前にお会いしたんですけど、めちゃくちゃ好青年でした。想像以上に背が高くてイケメンで、友達になれて光栄です(笑)。そのときも、優しくて温かい気持ちを持った方だと感じたので、清舟を演じるにはピッタリだと思います。前にお会いしたときはお芝居ではなかったので、今回は一緒にお芝居できるのが楽しみです」
- 撮影で楽しみにしていることは?
- 「いろいろと楽しみにしているんですけど、やっぱりこのドラマの舞台となる五島列島でのロケですね。すごく景色もきれいでしょうし、川藤が五島を訪問するようなシーンもあるので楽しみです。子供たちと絡むシーンもあるので、今からワクワクしています。釣りもできそうですしね!僕、ロケ隊が行っている間は出番がなくてもずっとロケ地にいていいと思っているんですよ。何かお手伝いできることがあったらやります!朝と夕方の釣りの時間だけ空けていただければ(笑)」
- 最後に視聴者の皆さまにメッセージをお願いします。
- 「最初にも少し話しましたが、最近は隣近所の方に何かを借りるとか、そういったことがなくなってしまいました。デジタル化社会になったことで、もちろんすごく便利になったことは増えています。だからこそ、人と人との繋がりが丁寧に描かれている『ばらかもん』はとても魅力的だと思います。全力で少しでもより良い作品がお届けできるよう頑張ります」

