- 本作への出演が決まったときの感想は?
- 「ロケで何回もお邪魔している五島列島が舞台という作品なので楽しみです。また、スタッフが『マルモのおきて』のスタッフと伺って。あのドラマは欠かさずに見ていてたので、うれしかったです」
- 台本を読んだ感想は?
- 「僕が演じる郷長はさらりと中々スパイシーなことを言うんだなと思いました(笑)。僕は東京生まれの東京育ちなので、東京にはない景色のところに住んだらどうなるんだろう?と、最近よく考えているんです。ですから、主人公の清舟(杉野遥亮)がうらやましいです。僕は20代のときは床ずれするほど寝ていられるぐらい暇だったので(笑)。その頃なら行けたんじゃないかな?だから、清舟がパッと環境を変えられるところがうらやましかったんです。書道はロケ先で御朱印帳とかで見るんですけど、潔くスッと書ける方はいいですよね。僕は小学校の時、“二度書きの飯尾”で有名でしたから。蛍光灯に照らすと濃さが違うからバレちゃんですよ(笑)。でも、書道の世界はきれいですよね。書体で描いた人が分かって、表現する世界なんですね。そんな書の世界で生きる若者が、島で子供たちに出会って何かに気づいていくのはいいなぁと思いました」
- 木戸裕次郎はどのようなキャラクターだと思いましたか?
- 「ノックもしないで人のうちに入っていくような人です。おおらかというか、きっと島の人たちは付き合いが濃いんですね。裕次郎は清舟を受け入れて面倒見るんですけど、僕なら将来性ある人なら面倒見るかな?(笑)20代の頃に事務所の後輩が4人ぐらい自分のところに居候していて…。それを思い出しました。傷のなめ合いをしていたなぁ(笑)」
- 清舟を演じる杉野遥亮さんの印象は?
- 「まず、顔が僕の家系にはいないようなキリッとした感じですね。映画『東京リベンジャーズ』は見ていましたので、“彼かぁ!”と。その杉野さんが今回は違った役を演じるので楽しみです」
- 撮影で楽しみになさっていることは?
- 「やはり、清舟と出会うシーンや皆さんと最初に演じるファーストコンタクトは楽しみです。ドラマなどによんでいただくときは、いつもそれを楽しみにしています」
- 五島列島に行かれたことは?
- 「ロケなどで何回もお世話になっています。本当に海はきれいだし、いい意味でここにいたら気持ちがデカくなるだろうな!と感じました。空を見るのに見上げないでいいんです。東京は空を見るときは見上げなくてはならない場所が多いんですけど、それがありません。ドラマでも清舟が、そんな島の中で島民たちと触れ合い、どんどん変化していくんだと思います」
- 最後に視聴者の皆さまにメッセージをお願いします。
- 「今回はセリフが五島弁になります。お父さんが五島出身の後輩がいるので、早急に会おうと思うんですけど、そいつは横浜育ちなの意味ないかな?(笑)。僕が演じる郷長は生まれも育ちも五島列島。なので、まず五島列島の情報、言葉をインプットして体に染みこませて演じたいと思います。あと、心配なのは郷長の奥さんと息子。特に息子は、私からこういう顔が生まれるのか?という(笑)。まぁ、97%奥さんに似たということにしましょう。芝居中は、ギャグはやりませんよ、怒られちゃうから(笑)。カメラが止まったところで、6歳の子供たちから笑わせていこうと思います!ぜひ、楽しみにご覧ください」

