- 本作への出演が決まったときの感想は？
- 「うれしいという気持ちが一番なんですけど、お話をいただいてすぐに原作コミック、アニメも見てこの作品に自分が携わることができるんだと楽しみになりました。温かくて面白い作品に朋子として楽しく演じたいと思います」
- 台本を読まれていかがでしたか？
- 「原作の温かさなどはそのままで、清舟が壁にぶつかった後に、五島列島で出会う島の人たちとの触れ合いで成長していきます。そんな島の人たちとの関わりもすごく面白く描かれています。清舟の成長も“がんばれ！がんばれ！”と周囲からはやし立てられるのではなく、島の人たちの当たり前の生活の中に答えがあったり、一歩先に踏み出すためのヒントを見つけたりするストーリーがいいなと思いました」
- 木戸朋子はどのようなキャラクターでしょう？
- 「台本を読んだときに“すごくわかる！”と思ったんです。私にも中学生になる息子がいて、仲が悪い訳ではなくいい家族なんですけど、朋子に共感できると思うポイントが多くて。朋子が何かをしても反応が無いみたいな、そんな“当たり前”なところに、清舟というイケメンな子が来たときに感じる潤い感（笑）みたいなものが、すごくよく分かると思いました。清舟が引いてしまうぐらいガンガン行く朋子をうまく演じられたらうれしいです」
- 半田清舟を演じる杉野遥亮さんの印象は？
- 「共演するのが初めてで、テレビなどで見ている印象しかありませんが…。お顔もきれいで背が高いイケメンというイメージが強いです。でも、今回は登場人物みんながどこか面白い感じですよね？清舟もどこかチャーミングな面があります。そんな杉野さんが演じる清舟と一緒にワチャワチャしながらいいシーンを作っていけたらいいなと思っています」
- 撮影で楽しみにしているシーンは？
- 「監督とも話したんですけど、若い人たちが見たら、島の生活に目新しさも感じるかもしれません。多分、それは私たちの年代にしてみたら“懐かしい”と感じることではないかと思うんです。餅投げも経験した事がありますし、薪で炊いたお風呂にも入った事があります。そんなシーンや、島の人たちがたくさん出てくる雰囲気、ご近所さんとのやりとりも楽しみです。どれだけ島の良さが作っていけるのかとワクワクしています」
- 朋子の夫、裕次郎を飯尾和樹さんが演じます。
- 「飯尾さんは好きで、ご一緒できるのがすごく楽しみです。飯尾さんはいらっしゃるだけで存在感のある方なので、そこに負けないように朋子を演じられたらいいなと思います。息子の浩志も綱啓永さんなので木戸家のシーンも楽しみです。朋子の浩志に対するときと、清舟に対する態度の違いも上手に見せられたらいいと思っています」
- 最後に視聴者の皆さまにメッセージをお願いいたします。
- 「本当に小さい子から、ご年配の方まで幅広い方たちに楽しんでもらえるようなドラマだと思いますので、皆さんにご覧いただけたらと思います。きっとマンガやアニメのファンの方々も見てくださると思うので、期待に応えられるように頑張って朋子を演じます」
