＜Tナイト＞
1975年からロンドンに住み、ロックスターたちの若き時代や全盛期の姿を間近で捉えた写真家・トシ矢嶋。
ひとりの「音楽好き」が歩んだ「ロックに愛された人生」とは。
すべてのロックファン、音楽ファンに捧げるロンドン音楽グラフィティー！

日本における洋楽ロック黄金時代の1970年代、25歳で単身、その本場イギリスに渡り、ロンドンを拠点に数多くのミュージシャンと親しく交流し、彼らの姿を公私にわたって撮影した写真家・矢嶋。
加藤和彦やYMOらとも深い関係を保ち、日英の最新ポップミュージックシーンに橋を渡す重要な役割を果たした。
音楽ライターでもある彼が、魅力あふれる写真と共に日本に紹介した様々な情報にお世話になった音楽ファンは計り知れないだろう。だがその豊かな業績に反して、矢嶋自身の名が広く一般に知られる機会は少なく、いわば「知る人ぞ知る」存在だ。そんな矢嶋の仕事とその魅力を、本人インタビュー、当時を知る著名人との対談、さらに関係者たちの証言インタビューを交えて紹介。
また、現在のプライベートタイムの様子を通して、一人の音楽ファンとしての素顔にも触れていく。今、72歳となった彼は何を思い、何を語るのだろう？