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いわき湯本温泉街
いわきの温泉街に、昭和のノスタルジーを感じました。

いわき湯本温泉街
はじめて来たのに、懐かしく感じるのはなぜでしょう。

三函座
昭和元年に建設された映画館です。当時、この街の一大娯楽施設だったそうです。

三函座
ちなみに「三函座」と書いて「さはこざ」と読みます。

野口雨情ギャラリー
雨情の宿 新つたにある野口雨情ギャラリーです。 当時、雨情はこちらの旅館でも働いていたそうです。

野口雨情ギャラリー
雨情の代表作「しゃぼん玉」の一節です。その他にも「七つの子」「赤い靴」「青い目の人形」など数々の童謡を残しています。
【童謡のふるさと】

 兵庫の有馬温泉、愛媛の道後温泉と並び日本三古泉の一つとして数えられる湯本温泉。
 この温泉で過ごした2年半の歳月が創作活動に大きな影響を与えたという詩人がいます。彼の名は野口雨情。「七つの子」「十五夜お月さん」など数々の童謡を世に送り出した人物です。そんな雨情は20歳にして詩壇にデビューしましたが不運と失意の連続でした。そして妻とも離婚せざるを得なくなりました。失意の雨情が二人の子と初めて向き合って暮らした地。それが湯本温泉だったのです。その日々は今まで省みなかった家族のことを考えるきっかけになったそうです。ゆえに、かつて生後7日で亡くなった長女のことについても改めて思い出すようになったかもしれません。いわきでの日々を経た雨情は後に数々の童謡を発表します。中でも代表作となったのが「しゃぼん玉」。生まれてはすぐに消えるしゃぼん玉とは長女のことではないかと言われていますが真相は未だ不明。その答えはいわき湯本の地を訪ね、詩人の胸中に思いを馳せてみれば見つかるかもしれません。
【いわき湯本温泉街、三函座】
いわき湯本温泉旅館協同組合 TEL:0246-43-3017
上野駅から常磐線「特急スーパーひたち」で湯本駅へ。湯本駅から徒歩で約10分。
【野口雨情ギャラリー】
雨情の宿 新つた 福島県いわき市常磐湯本吹谷58 TEL:0246-43-1111
上野駅から常磐線「特急スーパーひたち」で湯本駅へ。湯本駅から徒歩で約7分。

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