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弘前公園
弘前城跡を整備して作られた公園で、本丸、二の丸、三の丸、四の丸、北の郭、西の郭の6郭からなる平山城です。

弘前公園
生き生きとした深緑たちが、弘前の夏を演出してくれます。

藤田記念庭園
弘前市出身の藤田謙一氏が大正八年に別邸を構える際、東京から庭師を招いてつくらせた「江戸」を意識した景趣の庭園です。

藤田記念庭園
和室に差し込む陽光に、日本建築の美しさを実感しました。

岩木山神社
780年創建の長い歴史を持つ名刹です。参道も老杉に囲まれていて、岩木山を正面に荘厳な社殿が建立されています。

岩木山神社
本殿を眺めていると、伝統に裏づけされた「歴史」と「文化」を感じました。
【太宰が愛した風景「弘前」】

 人口17万の城下町、弘前。卍を市章に掲げるほど仏教色が強く、今でも昔ながらの街並を残すという一面もあれば、赴きある洋館なども市内に点在しています。またこの街で学生時代を過ごし、後に「走れメロス」「人間失格」などの代表作を残したのが文豪・太宰治です。太宰は弘前についてこのような名文を残しています。
 「見よ、お城のすぐ下に私の今まで見たこともないような古雅な町が、何百年も昔のままの姿で小さい軒を並べ、息をひそめてひっそりとうづくまっているだ。ああ、こんなところにも町があった。年少の私は夢を見るような気持ちで溜息を漏らしたのである。万葉集などによく出てくる「隠沼」というような感じである。私は、なぜだか、その時、弘前を、津軽を、理解したような気がした。この町の在る限り、弘前は決して凡庸のまちではないと思った……。」
 太宰は、弘前城からの町の眺めを「夢の町、古雅な町」と表現しています。
 夢見るような気持ちで溜息を漏らした若き日の太宰が見た弘前の街を、一度は堪能してみてはいかがですか?そう、太宰の表現を借りれば弘前は「津軽の魂のよりどころ」なのだから…。
【弘前公園】
青森市役所公園緑地課 青森県弘前市下白銀町1 TEL:0172-33-8739
東京駅から東北新幹線「はやて」で八戸駅へ。
八戸駅から東北・奥羽本線で弘前駅へ。弘前駅から車で約10分。
【藤田記念庭園】
藤田記念庭園 青森県弘前市大字上白銀町8−1 TEL:0172-37-5525
東京駅から東北新幹線「はやて」で八戸駅へ。
八戸駅から東北・奥羽本線で弘前駅へ。弘前駅から車で約10分。
【岩木山神社】
岩木山神社 青森県弘前市百沢字寺沢27 TEL:0172-83-2135
東京駅から東北新幹線「はやて」で八戸駅へ。
八戸駅から東北・奥羽本線で弘前駅へ。弘前駅から車で約30分。

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