ショーハウス記念館 軽井沢を一大避暑地にした人物・ACショーの別荘。この別荘が、避暑地軽井沢の第一号別荘。 ショーハウス記念館 ショーが愛した風景は今も静かに時を刻んでます。 白糸の滝 70mもの幅があり、軽井沢を流れる湯川の水源になる白糸の滝。 白糸の滝 町から離れたところにあるこの場所は、谷のせせらぎと木漏れ日が迎えてくれる優しいスポットでした。 石の教会 明治・大正時代のキリスト教の伝道者・内村鑑三を記念して建てられた教会・石の教会。 石の教会 アーチの間からこぼれる日の光は、この場所が醸し出す厳かな雰囲気と相まって、心までも温かくしてくれました。 【避暑地軽井沢の誕生秘話〜ACショーと軽井沢〜】 　日本屈指の避暑地である軽井沢。多くの人々を癒してくれるこの場所には、自然や建物などが訪れる者の目を癒してくれるだけでなく、この地の人々の間で受け継がれている精神が心も癒してくれます。 　軽井沢が避暑地となるきっかけを創った人物・ACショー。宣教師であったショーは明治19年に軽井沢を訪れ、その美しい自然と気候に感嘆し、周りの人々にその素晴らしさを推奨してまわりました。明治21年には旧軽井沢の大塚山に簡素な別荘を建て、知名人に軽井沢が保健と勉学の適地として紹介したため、年を追うごとに別荘が建ちはじめ避暑地としての形態をとりはじめたのです。 　ショーとその友人たちの手によって避暑地として新しい生命を与えられた軽井沢は、同年に開通した碓氷新鉄道によって更に発展の速度を早めていました。 　そんな中、ショーの最大の功績ともいえるのが、現在にも受け継がれている軽井沢憲章の根底となる精神を多くの人々に広めたことにあります。 　彼は、軽井沢を永遠に明るく清潔で住みよい町にするために「時間と約束を守ること、ウソを言わぬこと、生活を簡素にすること・・・」などを呼びかけ、「善良な風俗を守り、清潔な観光を築こう」という精神を軽井沢に根づかせました。この精神が後にやってくる幾多の困難を克服する礎となったのです。 　ACショーの愛した土地は、今では多くの人々に愛される避暑地になっています。 　それは、彼の「善良な風俗を守り、清潔な観光を築こう」という精神が多くの人々の共感を呼び、代々受け継がれていっているからです。 【ACショー礼拝堂・ショーハウス記念館】 軽井沢町役場　長野県北佐久郡軽井沢町大字長倉2381-1　TEL:0267-45-8111 東京駅から長野新幹線「あさま」で軽井沢駅へ。軽井沢駅から車で10分。 【白糸の滝】 軽井沢町役場　長野県北佐久郡軽井沢町大字長倉2381-1　TEL:0267-45-8111 東京駅から長野新幹線「あさま」で軽井沢駅へ。軽井沢駅から車で30分。 【石の教会】 石の教会　長野県北佐久郡軽井沢町長倉2144 　TEL:0267-45-2288 東京駅から長野新幹線「あさま」で軽井沢駅へ。軽井沢駅から車で15分。