きっかけはフジテレビ
旅美人
バックナンバー
今回の旅
鳴子の由来
お話イメージ  昔、兄の源頼朝に追われ、東北へ逃れた義経一行が平泉へ下る途中の話。
 身重だった義経の妻(静御前)が産気づき、弁慶が産婆役をして亀若丸(男)を出産。この敵の領地で赤子が泣かぬように、弁慶はそっと優しくあやしては泣かさぬように努めた。やがて中山宿を経て尿前へと入り、義経一行は安堵から、川原の温泉で初めて産湯をつかったところ、亀若丸がそこで初泣きしたという。
 里人はこれから「鳴き子の湯」「鳴き子の里」などと呼び、やがて「鳴子」と言われるようになったという。そのせいか、「鳴子こけし」という、子供をあやす玩具がこの里に広まり、今では全国的に有名なものとなっている。
【こけしの菅原屋】
伝統こけし数あれど、首を回すと「キュッキュッ」となるのは鳴子こけしだけ。その鳴子こけしの老舗店・菅原屋。ココでは、伝統工芸師のこけし作成を見学できるほか、自らロクロを回しての絵付け体験もでき、思い思いのこけしを作ることが出来る。店内には、主人と息子さん達が作った様々なこけしがズラリと並ぶ。こけしにも形が色々あり、目を楽しませてくれる。(今回の旅人:徳澤直子)
問い合わせ
こけしの菅原屋
宮城県玉造郡鳴子町上鳴子135 TEL:0229-83-3664
アクセス
東京駅から東北新幹線「やまびこ」で古川駅へ。古川駅から陸羽東線で鳴子温泉駅へ。鳴子温泉駅から車で5分。
【地獄谷】
鳴子温泉から車で20分行くと広がる鬼首温泉。そこでは沢の両岸と林間のあちこちに大小様々な源泉を見ることが出来る。遊歩道を歩くと静かな林間に、川のせせらぎや源泉が吹き出る大地の息吹を感じられる。源泉から出た湯が川に流れ、丁度良い温度になる所では天然足湯なども楽しめるかも。
問い合わせ
鳴子観光案内センター
宮城県玉造郡鳴子町鬼首吹上地内 TEL:0229-83-3441
アクセス
東京駅から東北新幹線「やまびこ」で古川駅へ。古川駅から陸羽東線で鳴子温泉駅へ。鳴子温泉駅から車で20分。
【旧有備館】
江戸時代、岩出山の武士の子弟に教育を授けるために開設された学問所。茅葺屋根の書院造から当時の学問所の姿が窺える。建物と共に国の史跡名勝の指定を受けている回遊式池泉庭園は樹齢300年を超える木々が立ち並び、厳かな雰囲気。秋は紅葉、冬は雪景色が美しい。
問い合わせ
旧有備館
宮城県玉造郡岩出山町上川原町6 TEL:0229-72-1344
アクセス
東京駅から東北新幹線「やまびこ」で古川駅へ。古川駅から陸羽東線で有備館駅へ。有備館駅から徒歩0分。

戻る

フジテレビホームページをご利用される方へ
フジテレビホームページをご利用される方へ