2003年を迎えたマユミとレイ。
しかしマユミは、今年も愛読書「ハリー堀田と水いらずの部屋」を手放せない。
この日はレイを、主人公のマジシャン・ハリー堀田の実家があったという「洗い芋坂」にまで連れてきた。
するとその時、 |
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「あ〜っ!助けてぇ〜っ!」
ものすごい勢いで坂を下ってくる1台の自転車!
「ぼ、ぼんちゃ〜ん!?」
案の定、ぼんちゃんは暴走自転車と一緒に、電信柱に衝突してデングリ返り。
今年も相変わらずである... |
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マンションに戻り、7カ所もできた傷の手当てを受けるぼんちゃん。
実は今年こそ自転車で配達ができるように練習していたのだ。
手当てが終わり、マユミは洗い芋坂にまつわる話を始める。
『洗い芋坂は、ハリー堀田が、100歳の誕生日を迎えたおばあちゃん・メリー堀田と水いらずの時間を過ごした場所らしい。そしておばあちゃんも同じくマジシャンで、メリーという芸名には涙なしには語れない物語が隠されているのだという。おばあちゃんがまだ修行中の若い頃に飼っていた、マジックに登場させる羊。それがある大雪の日に・・・』
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「ああっ!この話、あと2時間はかかっちゃう!先にご飯にしない?」
人の期待を集めておきながら、今年も相変わらずのマユミである・・・
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レイの腕前は今年も相変わらず確か。
「里芋のまんまる炒め」に3人は舌鼓をうつ。
そしていよいよマユミは、おばあちゃんの芸名の秘密と洗い芋坂の物語を語り始めた。
『ある大雪の日におばあちゃんと羊が家を出たとたん、羊は滑って転び、坂を転げていった。しかしその羊は7回転びながらも努力と根性で8度目に坂を上りきり、おばあちゃんのもとにたどり着いたという。』
羊の七転び八起きの物語に感動するレイとぼんちゃん。ぼんちゃんも7カ所の傷にめげず、次こそは自転車に乗れるよう、決意を新たにする。 |
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「マユミ姉、おばあちゃんの名前の由来は?」
「おばあちゃんはマジシャンとして自分も頑張るように、その頑張り屋の羊の名前を芸名にしたの。つまり、メリー!」
いつまでも物語の感動にひたっているマユミ。
話のオチの「そのまんま」さに倒れてしまったレイとぼんちゃん。
3人とも今年も相変わらずである・・・ |
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