水野晴郎
	ふたりが引っ越しをして三週間。 『働かざるもの食うべからず！』 マユミとレイは、バイトを探すけれど、なかなか見つからない。 それなのにレイは、八百屋のぼんちゃんから大量の“キャベツ”を買ってきてしまう。 これで財布の中は空っぽ…。 その時、キャベツを見ていたマユミが、何かひらめいた！！ それは水晶の代わりにキャベツを使う“キャベツ占い”だった。 なんだか怪しい雰囲気だけどやるしかない！ ビラを配るレイは、犬を連れた『お金を持ってそう』な初老の紳士（水野晴郎）に声を掛ける。 紳士は本当にお金持ちだったが、遺産相続のことで悩みを持っていた。 しかし、マユミの優しい言葉と昔懐かしいキャベツの味に紳士は救われる。 紳士は、お礼としてお金を払おうとするが・・・。 マユミは、お金の代わりに“犬の散歩のバイト”をレイにさせてほしいと頼む。 これでレイのバイトも決まった！ さあ！占いで切った“キャベツ”の千切りを使っておいしいあの料理を！ 【theme / cabbage】

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