真実一路
#62 波間に消えた幻
隅田が鎌倉の海で入水自殺する。ショックを受けたむつ子は、同じ海で隅田のあとを追おうとするが、駆けつけたしず子と宗次郎に助けられる。
守川家に戻ったむつ子は極度の興奮状態で、うわ言を叫びながら暴れる。医者から休養が必要だといわれたので、しず子はむつ子の面倒をみる。いつも命がけで恋をしてきた母親の生き方に、改めて圧倒されるしず子。
義夫は父親を失った寂しさをむつ子に語り、むつ子もまた失うのではないかという不安におののく。
子どもたちのためにも立ち直らなくてはいけないと決心したむつ子は、あえて安らぎの場である守川家を出ていく。
守川家に戻ったむつ子は極度の興奮状態で、うわ言を叫びながら暴れる。医者から休養が必要だといわれたので、しず子はむつ子の面倒をみる。いつも命がけで恋をしてきた母親の生き方に、改めて圧倒されるしず子。
義夫は父親を失った寂しさをむつ子に語り、むつ子もまた失うのではないかという不安におののく。
子どもたちのためにも立ち直らなくてはいけないと決心したむつ子は、あえて安らぎの場である守川家を出ていく。