放送内容詳細 知られざるアジアの大河「メコン」。 正式には「メ・ナム・コン」といい、“メ”は、母を意味する。この「母なる大河」は、名前の通り人々に大きな自然の恵みを与え、母のように見守り包み込んでくれる川なのである。 昨年11月に放送した『椎名誠のでっかい旅!アマゾン謎の森を行く』で、すっかり川に魅了されてしまった作家・椎名誠が、この母なる大河「メコン」に45日間どっぷり包まれる旅にでる。 アジアにありながらまだまだ知られていない「メコン河」。長さ4525キロ。東南アジアで最も長い川「メコン」。その源流は海抜5000メートルのチベット高原にあり、ミャンマー、ラオス、タイ、カンボジア、ベトナム、そして南シナ海へと流れ込む。歴史的にも長年戦争に巻き込まれ激動の時代が続いたため、縦断した人はほとんどいないと言われている。椎名自身もインドシナはほとんど訪れたことがなく、「メコン河」を下るのももちろん初めての体験となる。 今回は、中国との国境近く、ラオス北部の街・ボーテンから南下し、カンボジアを通り、ベトナムの南シナ海まで、インドシナ半島を3000キロ縦断!! ラオス北部では、高地山岳民族の村を訪ねて回り、素朴で純粋な民族の生活や人々に触れ合う。メコン最大の滝“コーン・パペーンの滝”では、苦労しながらも伝統を守った漁をしている親子に出会い、椎名を感動させる。その他“アンコール・ワット”や東南アジア最大の淡水湖“トンレサップ湖”などを訪ね、椎名を唸らせる。そして旅のフィナーレ、ベトナムの河口ではユニークな漁に遭遇する。 川とともに生きる人々との出会い、彼らを通して椎名はメコンをどのように感じたのか…。上流から下流へ、人と川との触れ合いがどのように変化していくのか、メコンとともに生きる人々との出会いが見もの。 閉じる もっと見る 出演者 ■出演 椎名 誠■ナレーション 橋爪 功 スタッフ ■プロデューサー 西渕憲司(フジテレビ) 石川よしき(日本テレワーク)■演出 上野修平(日本テレワーク)■制作 フジテレビ 日本テレワーク