(茶殻でスモークサーモン&生クリームポン酢レシピ)
『空焚きが出来る鍋に、乾燥したお茶殻を入れる。お茶殻はアルミホイルでお皿を作って、そこに入れれば焦げ付かないよ。お茶殻の上に来る様、鍋に網を置き、ローストチキンを並べてね。蓋をして強火に掛け、煙が立ってきたら、中火で5~10分。これで出来上がりだよ。』
『ソースは生クリームとポン酢を4対3の割合でフライパンに入れ中火に掛け、ヘラで混ぜながら温めるの。生クリームがお酢で分離しない様、動物性の物を使うのよ。泡だって、とろみが付き始めたら出来上がりよ。冷めるととろみが増すので、早めに火を止めるのがポイント。色んな食材に合うし、冷蔵庫で4、5日は持つわ。』
(クリスマス寿司レシピ)
『お寿司の具はローストビーフ、スモークサーモン、イクラ、残り物の野菜など。クリスマスカラーの緑や赤い物を用意するといいわ。酢飯を型に半分程詰め、その上に好きな具を乗せてね。型を抜けば出来上がりよ。サーモンにハートの形をしたカイワレの葉先を飾ったり、ツリー型にはレタスを乗せ、イクラなどを彩り良く飾れば、ほら! クリスマスツリーみたいでしょ?』
(南瓜の揚げ煮・ワタの酢の物レシピ)
『まずは中身と皮を使って煮物にしようか。そこで一工夫。一度揚げてから煮物にする、揚げ煮にするといいよ。βカロテンは油と一緒に食べると、吸収がよくなるからね。ワタの部分は、コリコリとしたモズクの様な食感を生かして、酢の物にしようか。』
『軽く湯通しして、キュウリ等と一緒に三杯酢で和えるんですよね。』
『種は高たんぱくで高エネルギー。更にミネラルやビタミン類も豊富さ。』
『水で洗ってよく乾燥させ、きつね色になる迄炒ります。お好みで塩を振って召し上がれ。』
(柚子砂糖煮レシピ)
『まず柚子の皮は短冊に切り、水に一晩晒してね。更に水で煮立たせ、水を替えては煮立たせる。茹で溢しを2、3回するんだよ。』
『こうすると、白い部分の苦味が抜けるんですよね。』
『これを鍋に入れ、ひたひたになる位の水と、水の量の半分の砂糖を加えて、弱火で煮詰める。仕上げに日本酒を少々加え、更に煮詰めたら出来上がりさ。柚子の果肉の方は、絞って果肉に対して5分の1の量の塩を加え、柚子酢にするといいね。』
(ネギ焼きレシピ)
『材料は4人分として、長ネギの青い部分、100g、桜海老30g、小麦粉70g、水100cc、塩・胡椒少々さ。』
『長ネギの青いトコ、どうする?』
『小口切りにして、小麦粉、桜海老、塩を加え、水を加えながら混ぜるんだよ。次にフライパンに胡麻油を熱し、生地を落として広げるんだ。両面をこんがり焼いたら出来上がりさ。ポン酢を浸けて召し上がれ!』
(米・料理用の計量カップの違い)
『炊飯器の計量カップは、お米を計る単位が合だから、一杯が一合だろ? 一合はmlに直すと180ml。料理用のカップは一杯が200mlなんだよ。』
『mlもccも同じ体積を表す単位さ。1mlは1立方cm。立法cmの英語読みがキュービックセンチメーター。これの頭文字を合せて言われるのが、ccと言う呼び名なんだよ。1カップ=200ml=200ccなのさ。』
(常夜鍋のレシピ)
『薄切りの豚バラ肉は一人前が100gほど。ほうれん草はサッと下茹で、水に晒し灰汁を抜き、食べ易い大きさに切ってね。鍋に湯かお好みの出し汁を沸かし、豚肉を投入! 肉が縮れて浮いてきたら食べ頃よ。葱や大根おろしを薬味にして、ポン酢で召し上がれ。』
(大掃除の色んな方法)
『箒の先にTシャツを被せ、その上からパンストを被せるのさ。これで天井を払うとパンストの静電気効果で、中のTシャツに埃が吸着して、すっきり取れるよ。』
『これなら埃が舞うことが無いので、便利ですね。』
『頑固な汚れには、洗剤湿布が威力抜群よ。キッチンペーパーをシェードにおき、中性洗剤をスプレー。暫く放置してから拭き取れば、汚れ落としは簡単。外せないシェードも、この方法ならピカピカよ。』
(風邪予防対策)
『とにかく首を冷やさない様に、対策するのが肝心さ。外出する時はマフラーやスカーフを持って出て、寒いって感じたら速攻で巻く。夜寝る時もタオルを首に巻くと、体が温まって寝付きが良くなるんだよ。首のすぐ下には大きな動脈があるから、首を温めると全身が温まるのさ。』
『睡眠不足も風邪の元。寝る前に温かい牛乳を飲むと、ぐっすり眠れるよ。更に湯たんぽ等で寝床を温め、首のタオルとあわせれば、対策は万全だよ。』
『睡眠中は喉が乾燥して風邪ウイルスが増殖し易いからね。枕元に濡れたタオルを干すだけでも、大分乾燥を防げるよ。そして起きたらうがいをして、喉を潤すと良いね。』
(カリフラワーのシチューレシピ)
『まず小房に分けたカリフラワーを、少量の小麦粉か酢を加えたお湯で、2分ほど下茹でするの。』
『こうするとアクが抜けて白くなり、煮崩れも防げるね。』
『4人分に対して鍋に出し汁300cc、三温糖大匙1、塩少々を煮立て、カリフラワー300gを加えて5分。カリフラワーが柔かくなったら、牛乳400ccを加えてね。熱が回ったら水溶き片栗粉少々を入れ、とろみを付ければ出来上がりよ。』
(鏡の前で笑顔の練習)
『鏡に向かって口元を片手で隠し、笑顔になってみるの。そして鏡に映った目が、ちゃんと笑ってるかをチェック。いくら笑顔になったつもりでも、目が笑っていなければ、それは口元だけの作り笑いよ。』
(冬服の手入れ方法)
『まず脱いだら休ませる。ジャケットやコートはハンガーに掛け、数日間休ませておくだけで、着崩れはかなり回復するよ。そして週末のお手入れ。細かい埃が溜り易い縫い目やポケットの部分をブラッシング。次に全体を叩き、上から下へと毛を整えるのさ。セーターやカーディガンなら、裾を持って前後に4、5回振る。これだけで毛の乱れが直るよ。』
『衣服への思いやりが、着る人への思いやりに繋がるんですね。』
(きんぴらレシピ)
『材料は4人分でゴボウ100g、ニンジン50g。ゴボウはささがきにして水に15分程浸けて、アク抜きをし、ニンジンは千切りにしてね。フライパンにサラダ油大匙1を熱し、水気を切ったゴボウとニンジンを炒めるのさ。しんなりしたら、醤油大匙1、味醂と酒、それぞれ大匙1と2分の1を加え、混ぜ合わせれば出来上がりだよ。炒め過ぎに注意してね。』
(柿の胡麻酢和えレシピ)
『柿は皮を剥いて種を取り、1cmの角切りにしてね。蕪も同様の大きさに切って、塩を一摘み降っておくの。しんなりしたら柿とアサリに合わせるの。これを擂り胡麻3、お酢1、薄口醤油1の割合で混ぜた胡麻酢で和えれば、出来上がりよ。』
(ポテトチップス入りミートローフレシピ)
『材料は二人分に対して合挽き肉200g、玉葱の微塵切り4分の1個、卵1個、ポテトチップス20g、塩コショウ少々。仕上げ用にポテトチップス30gと、粉チーズ大匙1よ。まず揉んで細かくしたポテトチップスと材料をボウルに入れ、混ぜ合わせてね。そして、サラダ油を引いた耐熱皿に厚みを均等にして詰めるの。後は、仕上げ用のポテトチップスと、粉チーズを振り掛け、オーブントースターで8分焼けば出来上がりよ。』
(ほうれん草の美味しいゆで方)
『基本1.ほうれん草を茹でるのは、アクやエグ味になるシュウ酸を取る為なのさ。茹でる時、小匙1の塩を入れると綺麗な緑色を保てるよ。よりエグ味を取る為に、砂糖を入れる事もあるよ。』
『茹でたら流水で晒すんだろ。』
『基本の2.水で晒した後、絞りすぎないこと。力を入れ過ぎると、旨味が逃げてしまうからね。そして食べ易い大きさに切る』
『お醤油掛けて出来上がりだな。』
『ノー! 基本の3.素材の色や味を生かす為に、出し汁4に対して薄口醤油1の割合で合わせた、出汁醤油で和えるのさ。』
『サッと和えたら、削り節を乗せて出来上がりですね。』
(サンマの洋風ハンバーグレシピ)
『まず三枚に下ろし、荒く刻んでフードプロセッサーに掛けて、ミンチ状にするの。そして4人分に対して、玉葱小1個の微塵切りを炒めたもの、卵1個、パン粉100gをあわせてね。塩コショウをして良く混ぜ、ハンバーグの形にするのよ。後は油を引いたフライパンで両面をきつね色に焼き上げ、トマトソースを掛ければ出来上がりよ。』
(蜂蜜生姜酢活用レシピ)
『材料は生姜50g対して、蜂蜜200cc、黒酢100cc。生姜を千切りにして全部を混ぜ合わせ、瓶に保存するだけよ。』
『みんな、体に良い物ばかりだね。』
『手羽を焼いてタレを絡ませたり、生姜焼きなどの炒め物にも使えるわ。』
(リンゴチップス作り方)
『低農薬のリンゴを綺麗に洗って芯を取り、皮ごと5mmくらいに切ってね。薄い塩水に浸け、変色を防いでおくの。これを干し篭に重ならない様に広げて、日光で乾燥させるのよ。途中で何度か裏返し、3~4日ほどかけてカラカラになったら完成よ。』
(蜜柑の皮で茶渋の取り方)
『蜜柑など、柑橘系の皮には、けん化性と言う汚れを落とす成分が含まれていてね。そして塩は茶渋のタンニンと結び付いて、茶渋を落とし易くするのさ。だから湯のみの茶渋は、蜜柑の皮に塩付けて擦ると、綺麗に落ちるよ。』
『急須の細くて磨き難い所は?』
『そう言う所は割り箸の先を叩いて潰し、塩を付けて磨けば良いよ。』
(新しいブーツの手入れ方法)
『車の排気ガスや埃、突然の雨から守る為に、防水保護成分のあるスプレーを、3、4回掛けて浸透させてね。数分置いて柔かい布で乾拭きすればOK! ブーツキーパーでビシッと直立させて、形を美しいままキープするのも忘れずにね。』
(カナッペレシピ)
『チーズに下ろしニンニク、マヨネーズ、黒胡椒を混ぜ、これに適当な長さに細切りにした佃煮昆布を加えるの。』
『これがオープンサンドの具かぁ。』
『食パンを好きな型で刳り貫いて、トースターで焼き、バターを塗って具を乗せれば出来上がりよ。』
『おつまみにも合いそうだな。』
(クローゼットの整理整頓法)
『押入れに物を仕舞うとき、仕舞った場所をメモして地図にしておくんです。大掃除のときがチャンス。作った地図を押入れの壁等に貼っておけば、行方不明対策はバッチリですわ。』
(里芋の含め煮&煮っころがしレシピ)
『皮を剥いたら味が染込み易くなる様に、ぬめりを取るよ。まず、塩で揉み洗いし、沸騰したお湯で5分茹で、ザルに上げてぬめりを洗い落とすのさ。』
『出し汁8に対して、醤油、味醂、砂糖各1の割合で合わせた煮汁を煮立たせ、里芋を入れて5分。火を止めて冷ませば、しっかり味の染みた、里芋の含め煮の出来上がりですね。』
『この場合は、皮のまま熱湯で5分茹でてね。冷水にとってザルに上げ、手で皮を剥くのさ。』
『味が染み込み難い分、少し濃い目の煮汁で、煮っころがしにするんですよね。』
(豚汁レシピ)
『まず豚肉は脂のあるバラ肉の薄切りや、細切れを。豚の脂で豚汁にグッとコクが出るの。豚肉を中火で炒め、肉の色が変わったら、野菜等の材料を加えて、全体に脂を絡める様に炒めるのよ。』
『水と出し汁を加え、味噌の半量を入れて、具に味を付けてね。野菜が柔かくなったら、残りの味噌を入れ、一煮立ちさせて火を止めるのさ。これで味噌の香り際立つ、絶品豚汁の出来上がりさ。』
(キノコのカルボナーラ風レシピ)
『エリンギは手で裂き、椎茸は石づきを取って5mm幅に。エノキダケは石づきを取って解してね。スライスしたニンニクをバターで炒め、香りが出たらキノコを入れて、サッといためるの。そこに白ワインと固形ブイヨンを加えてね。更に生クリームを加えて炒め、塩、胡椒で味を整えるのよ。器に盛ったら半熟卵を乗せ、粗挽き黒胡椒を振って完成よ。』
(不要なネクタイで剣先飾り)
『ネクタイの先を、内側が表になる様にし二つ折りにして、ママにミシンで縫ってもらったら…。』
『縫い目を0.5cm残して切り、表に返して内側から見える所にビーズを付けるんだ。』
『それを何個か作ってまとめて、レースの布とリボンでブーケにすれば、出来上がりだよ。』
(お絵描きホットケーキレシピ)
『まずホットケーキの生地少量で、ホットプレートに小さい絵や模様を描くの。ハートの形に生地を乗せたり、輪郭だけでもOKよ。』
『割箸や小さいスプーンを使うと、形が作りやすいね。』
『生地が固まりかけたら、その上にいつもの量の生地を広げて、普通に焼くのよ。』
『ひっくり返すと、模様が付いてるんだね。』
『出来上がると模様が裏返しになるから、予め薄い紙に模様を描いて裏返し、それを見ながら作ると良いわ。』
(お米の研ぎ方)
『昔は精米の時に、糠が取り切れなかったので、力を込めて研いだけど、今は洗う程度で充分。強く研ぎ過ぎると、お米が割れて味が落ちるから、逆に注意しないと。お米は急速に水を吸い込むので、ミネラルウォーターを使うなら、洗うときから。一回目の水はサッと掻き混ぜたらすぐ捨てて、次も10秒を目処に大きく掻き混ぜるように。これを2、3回繰り返せば終了。後はザルに上げて水を切り、炊飯器に入れて水加減をしてね。1、2時間置いて炊くのよ。』
(餃子の皮でピザ作り)
『ピザの台に餃子の皮を使うのよ。具は冷蔵庫にある物で充分。餃子の皮をオーブントースターで少し焼いておいてね。これにピザソース、お好みの具、チーズを乗せて焼くの。後は黒胡椒を振って出来上がりだよ。』
(帽子の手入れ方法)
『帽子をザルに被せ、そのまま洗濯していくのよ。まず中性洗剤を溶かした水に浸け、スポンジで叩く様に洗うの。毛羽立ってしまうから、擦らない様にね。良く濯いだ後、仕上げに糊剤を適量溶かした水に浸して、軽く水気を切れば洗濯完了。後は風通しの良い場所で陰干しするのよ。更に収納もザルのままにすれば、型崩れの心配は全く無しよ。』
(素麺を衣の代わりにしたフライレシピ)
『素麺をキッチンバサミで5mmに切って使ったの。』
『パン粉の代わりにした訳だね。』
『夏の盛りが過ぎて、残った素麺の使い道として、にゅう麺のほか、茹でてマヨネーズサラダにしたり、焼きそば風にする方法もありますわ。考えてみたらみんな小麦粉ですからね。』
(スイーツデコの作り方)
『例えば棒付きキャンディ。まずアクリル絵の具を混ぜ合わせた樹脂粘土と、白いままの樹脂粘土を用意します。それぞれの粘土を定規等で転がして細く伸ばしたら、その2つを捩り合わせて1つにします。更に4mm程に伸ばし、捩り合せた部分を馴染ませたら、6cm程にカットして渦巻き状に丸めます。そして綿棒の棒部分を渦の巻き終わりに差し込みます。3日ほど乾かしたあと、ニスを塗って出来上がりですわ。粘土が乾かない内にビーズを付けたり、ピンを付けてキーホルダーにも出来るんですよ。』
(小豆アイスレシピ)
『小豆缶200gに対して、コーンスターチ15gと砂糖130g、水400ccを鍋に入れ、中火でとろりとするまで煮るの。そして水でふやかしたゼラチン4gと小豆を加えるのよ。粗熱を取った後、冷気が伝わり易い金属製の器に入れて、冷凍庫で一時間。みぞれ状になったらスプーンで掻き混ぜ、平らにしてからまた凍らせる。これを3回繰り返し、最後に充分固めるの。器に盛り薄焼き煎餅を添えて出来上がりよ。』
(ドライトマトのレシピ&活用法)
『ヘタを取ったミニトマトを縦半分にして、切り口に塩をつけてね。ザルに広げて5~6時間干すの。次にオーブンの天板にオーブンペーパーを敷き、トマトの切り口を上にして110度で90分。低温で焼くのがポイントなのよ。これを保存用の瓶に入れ、オリーブオイルとサラダ油1:1と、胡椒少々、ローリエ一枚を合わせた漬け汁を注ぎ、バジルを適量乗せれば出来上がり。冷蔵庫で10日間も保存が出来るわ。』
(キュウリの浅漬けレシピ)
『まず出汁昆布を15cm位に切り、霧を噴いて柔かくする。キュウリは1本に対して、小匙2分の1の塩で板擦りするんだ。』
『キュウリを転がして板擦りする事で、皮の表面に傷ができ、味を染み込み易くするのね。』
『キュウリをさっと水洗いし、軽く塩を振る。ラップを敷き、昆布・キュウリ・薄切り生姜を乗せ、ラップごと巻く様に包む。冷蔵庫で一晩置けば出来上がりだよ。』
『昆布は2~3回使えるし、佃煮にしても良いわね。』
(焼き茄子の冷やし汁レシピ)
『煮干しと昆布の出し汁を沸かし、味噌を溶かして沸騰直前に火を止め、冷ますの。次に焼き茄子を裂いて器に盛り、冷やした味噌汁を張るのよ。後はお好みで大葉などを盛れば出来上がり。焼き茄子はそのまま食べても美味しいけど、冷たい味噌汁と合わせると、また格別なのよ。』
(豚の生姜焼きレシピ)
『下ろし生姜10gに対して、酒と醤油各大匙1を合わせた漬け汁に、10分程漬けるのさ。次に豚肉の両面を焼いて、火が通ったら一度取り出す。そしてフライパンの油を拭き取り、漬け汁を入れて煮立たせる。肉を戻し入れ、漬け汁を絡めれば出来上がりだよ。』
(砂絵の作り方)
『まず画用紙に鉛筆で薄く絵を描くのさ。少し太めの線で描くのがポイントだよ。次に綿棒の先に糊を付け、線をなぞる。糊が乾かない内に砂を振り掛け、画用紙を立てて余分な砂を落とすんだよ。乾いたら、水彩絵の具で、砂以外の部分を塗れば、砂絵の完成。絵の具の代わりに、折紙を千切って貼っても楽しいね。』
(シャカシャカサラダレシピ)
『透明のプラスチックコップに小さめにカットしたレタス、パプリカを入れてね。お好みでダイスチーズやドライフルーツ、フライドオニオン等、トッピングするの。後はドレッシングを掛け、ラップで蓋をし、コップの口を押さえながらシャカシャカフリフリ。適度に混ざったら出来上がり。一度に入れすぎず空間を作る事と、軽いものから順番に入れることが、混ざり易くするコツよ。』
(ほうとう鍋レシピ)
『キャンプにうってつけの料理、ほうとうを作るの。まずは麺。ボウルに小麦粉を入れ、塩水を少しずつ加えながら纏め、ビニール袋に入れて寝かせるのよ。生地を棒に纏め、4cmの筒切りにして、俎板に小麦粉を撒き、切り口を上にしてビール缶等で平らに伸ばすの。それを3つ折にして、1cm幅に切って解してね。後はカボチャなど、好みの材料を煮て麺を加え、味噌で味を付ければ出来上がりよ。』
(焼き鳥を美味しく焼く一手間)
『お勧めは仕込みに一工夫した焼き鳥よ。鶏肉を串に刺した後、軽く塩を振って冷蔵庫に一日入れておくの。そうすると、余分な水分が出て身が締まり、見違える程の美味しさに。焼く前にも一工夫。まず串の柄が焦げない様に、柄にアルミホイルを巻いてね。霧吹きで鶏肉に水を吹き掛けておくの。そうすれは、火がじっくり通って、更に美味しさがアップするわ。』
(すだれで夏を快適に過ごす)
『日本の夏は蒸し暑いからね。欄間に障子、襖。夏の盛りには障子を外して簾にすれば、より風が通り易くなるだろ。軒先に縁台を置いて、団扇を手に夕涼みをしたり、風の流れを感じる過ごし方は、体にも心にも優しいのさ。』
(冷え対策・温めの入浴、足湯)
『暑い外から冷えた部屋に入ると、血管が縮んで血行が悪くなるの。これが冷えの元。血行を良くするには、シャワーで済ませないで、38~40℃のお湯に20分ほど入浴すれば、ダルさが取れるわ。足湯の場合は42℃程の熱めのお湯に15分。週に1~2回で充分効果的なのよ。』
(冬瓜カレー煮レシピ)
『4人分で、冬瓜4分の1個の皮を剥いて種を取り、長さ3cm、幅1cmに切り、サッと茹でる。鍋に出し汁800ccと冬瓜、豚肉、ベーコン等、好みの具を入れて煮るの。柔かくなったら塩と薄口醤油でお吸い物の味付けを。適量のカレー粉を加え、味が馴染むまで煮込めば、出来上がりよ。』
(風呂敷でラッピング)
『風呂敷の右奥の中央に箱を置き、端を2cm残すのよ。箱を1回転させて風呂敷の手前から箱を包むの。左の布を角が綺麗に出る様に折り、箱を奥に回転。2cm残した部分を箱に被せ、2つの角を外に向かって細く折り畳み、後は角の布を押さえる様に真結びしたら出来上がり。ポイントは角に皺が寄らない様にする事よ。』
(かぼちゃジャムレシピ)
『南瓜は種を取り、皮が付いたまま櫛型に切るの。それを耐熱容器に入れ、ラップをして加熱。串を刺してみて、柔かくなったら一旦取り出すのよ。次に南瓜の身をスプーンでこそげ取り、よく潰すの。これに南瓜に対して4割の砂糖とバター少々を加え、もう一度レンジで加熱。砂糖とバターが溶けたら掻き混ぜ、更に1分程加熱して出来上がりよ。』
(革製品カバンの手入れ方法)
『まず柔かい布で乾拭きするのさ。縫い目やポケットの黴は、歯ブラシで取ってね。次に素材に合った防カビ効果の高いクリーナーで磨き、綺麗な布で拭き取る。後は同じ色の皮用クリームを柔かい布に付け、繰り返し全体に塗れば、カビのシミも目立たなくなるよ。最後に乾いた布でしっかり磨き上げたらもう大丈夫。皮のバッグは使ったら、その都度乾いた布で良く拭いて、クリーナーで手垢や汗を拭き取らないとね。』
(二杯酢・三杯酢の違い)
『酢と醤油を2対1で合わせるのが二杯酢。味醂・酢・醤油を2対2対1で合わせるのが三杯酢だよ。』
『お酢のツンと来る感じが、気になる時がありますけど…。』
『そんな時は、合わせた三杯酢を一煮立ちさせるのさ。酸味が飛んで、円やかさが増すよ。』
(焼きそばを香ばしく焼く一手間)
『胡麻油を引いたフライパンに麺を入れて、両面をパリッと焼いたら、一度取り出すの。これで野菜と混ぜてもべとつかなくなるわ。好みの具を水分が出ない様に強火で炒め、麺を戻し入れる。麺2玉に対して、ウスターソース大匙3、醤油・酒、各大匙2で味を付け、強めの中火で汁気を飛ばす様に混ぜながら焼けば、出来上がりよ。』
『麺を焼く一手間と、とろみの無いウスターソースが決め手だね。』
『ビタミンたっぷりの野菜や、豚肉がどっさり食べられるし、気軽に作れてお財布にも優しい。最強の定番メニューですね。』
(ジンジャーエールのレシピ)
『材料は新生姜80gに対して同量の水とグラニュー糖、レモン1個、シナモンとクローブを適量よ。皮ごと薄切りにした生姜を、他の材料と一緒に火加減を見ながら煮詰め、茶漉しで漉す。冷ましたら氷を入れたグラスに、煮汁と炭酸水をお好みの濃さで割れば、出来上がりよ。』
(茹で卵のオーブン焼きレシピ)
『こうやってスプーンの背で叩いて殻にヒビを入れ、それから水の中で剥くと、簡単に剥けるよ。』
『剥いたらどうするの?』
『茹で卵の味噌チーズ焼きを作るのよ。まず卵を半分に切ってね。』
『これを耐熱容器にピッチリ並べるのよ。』
『数が少なくて座りが悪かったら、底を少し切ると良いね。』
『卵の表面にマヨネーズと味噌を、6対1の割合で混ぜ合わせた物を塗ってね。その上に溶けるチーズを乗せるの。後はオーブントースターに入れて、チーズが溶けたら出来上がりよ。』
(梅シロップのレシピ)
『新鮮な青梅1kgと同量の氷砂糖を用意。青梅は水洗いして竹串でヘタを取り、水気を良く拭きます。熱湯消毒した瓶に、梅と氷砂糖を3分の1位ずつ交互に入れます。発酵を防ぐ為、最後に食酢1カップを加え、蓋をして瓶を逆さにし、梅を良く濡らします。1日1回軽く振り混ぜ、冷暗所に保存。3週間すれば出来上がり。梅を取り出してシロップを漉し、瓶に移して、保存は必ず冷蔵庫でね。』
(フレンチトーストのレシピ)
『牛乳1カップ、紅茶2分の1カップ、卵1個、砂糖少々を混ぜ合わせてね、これに一口大に切ったフランスパンを浸すのよ。』
『フランスパンの食感や風味で、また違った味わいになるねぇ。』
『後は浸しておいたフランスパンを、バターでこんがり焼くだけなの。お皿に盛ってホイップした生クリームやミントの葉、ジャム等を添えて出来上がりよ。』
(グリーンピースの含ませ煮レシピ)
『4カップのお湯に対して小匙2分の1の塩を加え、豆を入れて5分程茹で、水に放します。冷めたら水を替えて暫く置くと、豆の皮に寄った皺が取れます。豆1.5カップに対して、同量のだし汁と味醂2分の1カップ、薄口醤油と砂糖、各大匙1を煮て、豆を入れ3分程弱火で煮ます。温かい内に器に盛り、煮汁をたっぷり掛ければ出来上がりですわ。』
(泥跳ね防止の歩き方のコツ)
『頭の天辺を釣上げられる感じに立つと、良い姿勢になります。その姿勢で踵から地面に着き、重心移動して爪先でしっかり後ろに蹴ります。』
『足の裏全体で歩く感じだな。』
『良い歩き方のポイントは、足の裏が前後に見える事よ。』
『誰かにチェックして貰いながら練習すると良さそうだね。』
『それにバッグを肩に掛けたり、傘を差さすと姿勢が崩れ易いので、要注意ですわ。』
(蒸しケーキの作り方)
『まず、お水150ccに卵1個、砂糖10g、サラダ油15gを入れ、良く混ぜます。そこにホットケーキミックス150gと、もっちり感を出す為に上新粉20gを入れて、更に良く混ぜます。中型シリコンカップに生地とプリンやキャラメル等、好みの具を7分目まで入れます。ラップをせずに600wの電子レンジで2分半程。オリジナル蒸しケーキの出来上がり。』
(和食の色々な盛付け方)
『基本はなるべく立体的に、余白を空けて盛りつける事。小鉢なら山の形にざっくり盛る。これは食べ易くという気遣いなんだよ。』
『好きに崩して食べて下さい、という事ですね。』
『色にも基本はあるよ。赤や黄色は食欲を増す色。たからお刺身の側には、それを引き立たせる白や緑色をあしらうと良いのさ。数種類かのお料理を同じ皿に盛る時は、主役の動物性の料理を左手前に、脇役の植物性の料理は右奥に置く。そうすれば収まりがよく、キレイに仕上がるよ。』
(空豆のオイル蒸し調理法)
『フライパンにオリーブオイルと空豆、塩を一撮み入れ蓋をし、弱めの中火に掛けるの。少し焦げ目が付いたら豆を裏返す。中まで火が通ったら塩を振って出来上がりよ。オイル蒸しは野菜の水分だけで調理するから、味が凝縮するし、色もキレイに仕上がるわ。』
『じゃ、他の野菜にも使えるのね。』
『はい。キャベツ等の葉物も、茹でずにオイル蒸しが良いですね。』
(網戸の手入れ方法)
『補修って大変なの?』
『大丈夫。こういう小さな穴には、透明のマニキュア液を使えば良いの。マニキュア液を穴にたっぷり塗るだけで、乾けば固まって穴を塞いでくれるわ。透明だから目立たないし、誰にでもスグ直せて、とても便利よ。』
(タコの柔らか煮調理法)
『イカは火の通りが早いから、サッと煮るだけでも味が入るのさ。タコは筋肉の付き方のせいで、短時間強火で煮ると、硬くなってしまう。だからタコを煮る時はトロ火でコトコト。』
『じゃあ、タコの柔らか煮なら、水と醤油、砂糖、お酢を少々沸騰させてからトロ火にして…。』
『タコの足を入れ、1時間コトコト煮る。冷めてから適当な大きさに切り、溶き辛子や辛子味噌で頂くと良いね。』
(アイスの棒で恐竜の骨格作り)
『恐竜の骨に見立てたアイスクリームの棒を、庭のあちこちに埋めておいたの。』
『それを古いスプーンやフォークで発掘する訳かぁ。』
『掘り出したら洗って、恐竜の骨を復元するの。木の棒だから、接着剤で簡単に付くでしょ。』
『うん。使った後の割箸でも遊べるな。』
『雨の日は子供部屋とか、リビングとか、部屋を決めて家の中でも出来るわ。』
(ミート豆腐の作り方)
『木綿豆腐1丁を水切りして、1.5cm角に切ります。フライパンにサラダ油小匙1を熱し、豆腐を炒め、ストレートタイプの麺ツユ2分の1カップとミートソースお玉1杯分を加え煮ます。豆腐の表面がふっくらしたら、ミート豆腐の出来上がりですわ。』
『ママのアイデア料理で食事も楽しくなるなぁ。』
(ラップパックの活用法)
『ラップを顔の大きさに切り取り、鼻の部分に息が出来る様に穴を開けて、顔にピッタリと貼り付けるの。10~20分そのままにして、顔に汗が浮いてきたら剥がすの。後は石鹸をよく泡立てて洗顔すればOK。』
(パン粉の使い分け)
『含まれている水分の量が多いのが生パン粉で、少ないのが乾燥パン粉なの。生パン粉はパン粉の風味が残っていて、フライにするとサクッとした食感に。乾燥パン粉はカリッと仕上がるわ。』
『揚げたてを食べるなら生。お弁当の場合は、味が落ち難い乾燥が最適さ。保存性は乾燥の方が上。賞味期限が長いし、開封後も常温保存が出来る。生は開封後は密封して冷凍庫に。』
(ホタルイカのレシピ)
『フライパンにオリーブオイルを入れ、薄切りのニンニクを炒め、色付いてきたらタカノツメを加えます。油に香りが移ったら、ホタルイカと茹でた菜の花を炒めます。固形ブイヨンと塩・胡椒で味を整えれば、ホタルイカと菜の花のニンニク炒めの出来上がりです。』
『パスタを和えても美味しそうだね。』
(初鰹の由来)
『鰹は暖かな南の海で生まれ、春、黒潮の流れに乗り、日本の沿岸を北へ上り始める。これを5月、相模湾などで獲った物が、関東で言う初鰹さ。脂が乗り切る前だけの、さっぱりとした上品な味覚は、爽やかな初夏にピッタリさ。』
(玉葱の調理法によって使う部分を変える)
『出来立て掘り立ての玉葱さ。これを乾燥させたのが普通の玉葱だよ。この玉葱も、上と下の方じゃ味が違うんだよ。玉葱を生で食べる時は、横半分に切ってね、その下半分を使うと良いよ。玉葱は根に近い程味が濃くて、繊維も細かいからね。サラダや酢の物、南蛮漬けにするなら、下半分がお勧めだよ。』
『じゃあ上半分の方はカレーや肉じゃがなど、煮込んだり炒めたりする時に使うと良いですね。』
(ストッキングの収納方)
『まずストッキングの左右を重ねてから半分に折る。それをまた半分、また半分と次々に折っていって、収納する抽斗の深さに合う様に畳んでいく。それから立てて抽斗に入れていけば、数が入るし、色の見分けもし易くなるんですって。』
『この畳み方なら、生地が傷む心配も無いね。』
(筍フライ調理法)
『下茹でして灰汁を抜いた筍を2~3cmの大きさに切り、適量の片栗粉に塩少々を混ぜた物で塗します。フライパンに油大匙3を引いて火に掛け、焦げ目が付く位迄焼けば、筍フライの出来上がり。お好みでマヨネーズやケチャップ、マスタードを付けて召し上がれ。』
(大葉の保存は空き瓶使う)
『サラダや薬味にあると重宝するのが大葉だけど、一度に全部使わない事が多いんだよね。』
『ええ。でも余り日持ちもしませんし、残った大葉を冷蔵庫の中に仕舞い忘れて、よく駄目にしちゃうんです。』
『そこでお勧めなのが空き瓶保存。瓶の底に水を含ませたコットンを敷いて、大葉を縦にして入れるのさ。冷蔵庫で2週間位は新鮮な大葉が楽しめるよ。』
『瓶なら冷蔵庫の中で物の下に紛れてしまう事もないし、探すのも楽ですね。』
(花山葵の白和え・調理法)
『花山葵に塩少々を掛け、良く揉んで密閉容器に入れ、一時間ほど置く。水で洗い流して熱湯を掛け回し、すぐ冷水にとって固く絞り、細かく切る。すり鉢でよく擂った胡麻と、湯通しした豆腐を混ぜ、花山葵と和えれば出来上がりさ。』
(ラップサンド調理法)
『まず、8枚切りの食パンの耳を、全部切り落としたら…』
『パンを麺棒で薄く伸ばすの。』
『そのパンに具を置いてクルリと巻き、楊枝等で止めれば出来上がり。パンのモチモチとした食感と、色んな具を愉しんで頂戴。今回の具は、チャーシュー、唐揚げ、白身魚のフライよ。』
(ビールフリッター調理法)
『材料は小エビやイカ、それにアスパラガスやウインナー等も合いますわ。ボールにビールと小麦粉を1対1の割合で混ぜ、軽く塩・胡椒をした食材を潜らせて、高温でカラッと上げるんです。』
『泡の力でサクッとした食感が生まれるわけだね。』
『揚げる事でアルコール分は飛ぶので、子供達も美味しく食べられますわ。粗塩を振って召し上がれ。』
(野蒜の酢味噌和え・天麩羅レシピ)
『まずは良く洗い、5cmくらい茎を付けた野蒜に、酢味噌を付けて丸かじり。衣を付けて、天麩羅にしても良いね。定番は酢味噌和え。食べ易く切って柔かく茹で、酢味噌で和える。マヨネーズで和えても美味しいよ。』
(油揚げの香り焼き調理法)
『まず油揚げに醤油を付けます。付け過ぎない様、刷毛で塗るのがコツですわ。これを魚焼きグリルで2~3分、両面をこんがりと焼きます。後は食べ易い大きさに切り、木の芽を散らせば出来上がり。』
(肉味噌の調理法)
『フライパンに小匙1の胡麻油を引き、合挽き肉200gと微塵切りにした生姜2分の1かけを炒めます。色が変わったら味噌、砂糖、各大匙2、醤油小匙1を加え、炒め合わせれば肉味噌の出来上がりです。』
『温野菜や炒め物に野菜スティック、殆どの野菜に合いそうだね。』
『はい。それに冷蔵庫で4~5日保存できるんです。』
(三つ葉の種類とそれぞれの使い方)
『糸三つ葉は主に水耕栽培。茶碗蒸し等の彩りに。切り三つ葉は茎を日に当てずに育て、根本を切ったもの。お吸い物やサラダにね。根三つ葉は春先から5月頃に出回る、畑で育ったもの。歯応え抜群で香りも強い。茹でて和え物やお浸し、そのままざく切りにして、炒め物やかき揚げに。』
(“足が早い”の意味)
『江戸時代の魚屋さんは、鯖を腐らす前に売りつくすのが大変でね。その頃はまだ氷漬けも出来なかったし、鯖は内臓が腐るのが早かったんだよ。だから早く運んで売らなければならない。そこから産まれた言葉なのさ。』
『同じ意味でも“腐り易いから”と言うより、“足が早いから”と言う方が、美しい表現だと思いますわ。』
(骨まで使う色々な鯛料理)
『鯛は一尾丸ごと買うのがおススメなんだ。まずは刺身。頭や中落ち等のアラに付いた身も、塩焼きにして残さず頂けるよ。その後残った骨でダシを取る。そのダシに茹でた素麺を入れれば、鯛にゅう麺の出来上がり。一尾で三度美味しいって訳さ。』
(春キャベツサラダの調理法)
『キャベツは水洗いしてざく切りにします。切った半分だけ塩もみして水気を絞り、残り半分と合わせて器に盛ります。』
『これでしんなりした所と、生のシャキシャキした所、2つの食感が楽しめるね。』
『次にフライパンで鰹節をカリカリになる迄乾煎りします。醤油を鍋肌から入れ、炒り胡麻を加えます。これを、先程のキャベツにたっぷり掛ければ、出来上がりです。』
(ドライヤーを使って防虫加工)
『用意するものは、ナイロンストッキングの爪先を切ったもの、防虫剤、ヘアドライヤーよ。ストッキングのつま先部分に防虫剤を10個ほど入れて、ドライヤーの先に輪ゴムで取り付けます。そしてドライヤーを必ず冷風にして、箪笥の下段に入れて閉める。10分位すれば箪笥全体の防虫加工終了!』
『これだと簡単だし、隅々まで防虫できるね。』
(蛤のお吸い物の調理法)
『旧暦三月三日は、磯遊びをして貝を供える風習もあったんだよ。雛祭りに蛤のお吸い物を頂くのは、その名残だね。』
『蛤のお吸い物のポイントは素材を生かす事。まず砂を吐かせた蛤を水から入れて加熱する。そうする事で旨味成分がしっかり出るの。そして灰汁をよく取る事も大切ね。』
『貝が開いたら、お酒と塩だけで味付けするのもポイントだね。』
(重曹の色々な使い方)
『重曹は純度によって大きく、医療用・料理用・掃除用に分けられます。重曹は天然素材なので環境にも優しいんですよ。そして掃除用の重曹には汚れ取りの他にも、消臭や湿気取りの効果がありますわ。』
『そこで使わなくなった小さい靴下や木綿の袋に、掃除用の重曹を詰めて、シューキーパーにするわけだね。』
(便利なW洗濯バサミの作り方)
『洗濯バサミの持ち手の部分同士を紐で結びます。くっつけ過ぎると、持ち手が重なって開き難くなるので、少し間を開けるのがポイントですわ。これぞ、ダブル洗濯バサミ。タオルの下に靴下を干したり、縦のスペースも無駄なく利用できますわ。』
『成程、これは便利だね。』
(ツナとおからのふりかけレシピ)
『まず、汁気を良く取って解したツナ缶165gに、おから100gと砂糖、味醂、酒、醤油、各大匙2分の1を加え混ぜます。それを耐熱皿に広げ入れ、ラップで覆い、600wの電子レンジで4分間加熱します。冷めるまで掻き混ぜて、次はラップせずに2分加熱、この作業をもう2回繰り返し、バットに広げます。よく乾かした後、擂りゴマ大匙3、粉山椒をお好みで加え、よく混ぜ合わせれば完成ですわ。』
(簡単で可愛いラッピング方法)
『次はラッピングよ。用意するのは紙袋と、紙袋の幅の4倍のリボンよ。袋の口をリボンと一緒に三つ折にして、中にリボンを通した様にするの。そして、袋の両端を内側に三角に折って、リボンを真ん中で蝶々結びにすれば、素敵なラッピングの出来上がり世よ。』
(電話帳で食器の油落とし)
『ページを一枚ずつ破いて汚れを拭き取るの。電話帳は再生紙だから、油分を良く吸い取ってくれるわ。』
『なるほど。こうしてから洗えば簡単だね。』
(お好み焼き風うどんオムレツ)
『まず千切りにした生姜、細切りハム、それに玉葱やピーマン等を、胡麻油で炒めます。』
『それに茹でたうどんを加え、鉄板で炒めて塩、胡椒で味を整えるんだね。』
『そうしたら胡麻油を少量引き、うどん一玉に対して一個分の溶き卵を流し入れ、形を整えながら両面を焼きます。後はお好み焼きソースを塗り、青海苔とカツオ節を散らせば出来上がりです。』
『食べ易い大きさに切って召し上がれ。』
(節分の豆まきの説明)
『豆まきの後、年齢の数だけ食べる豆を、年取り豆、って言うんだよ。』
『そのまま食べたり、お茶を注いで福茶にして頂き、一年の無病息災を祈るんですよね。』
(鯵の塩焼きのうまく焼くコツ)
『鯵のウロコや尻尾近くの固いゼイゴを取る。そして頭を左、腹を手前にした時に裏になる下腹から、腸を取り出すんだよ。』
『振り塩をした後の焼き方も大事なんですよね。盛った時に表になる方から焼くの。裏返すのは一回のみになる様にね。こうすれば、油が表面に付かず、綺麗に仕上がるわ。』
(大寒の説明)
『大寒は一年間を24等分し、その時期の特徴を分かり易くした24節気の内の一つ。毎年1月20日頃からの15日間、1年で一番寒い時期なのさ。その寒さを武将に例えて、冬将軍って言うんだよ。』
(ブロッコリーソースの作り方)
『水一カップを沸騰させた鍋に、塩とサラダ油を少々と、薄く切ったブロッコリーの茎2株を入れ、中火で蒸し煮にし、ミキサーに掛けます。それを鍋に戻し、オリーブオイル大匙2分の1、微塵切りにしたニンニク1片を加えて、汁気が無くなる迄煮詰めます。塩、胡椒で味を整え、最後にオリーブオイル大匙2分の1を混ぜ合わせれば出来上がりですわ。』
(ヤカンで作る石焼き芋)
『家では中々石焼き芋屋さんみたいに出来なくて残念だったけど、古いヤカンを使う方法を見つけたの。石焼き芋用の石はホームセンター等で売ってるわ。まずやかんの底が隠れるまで石を並べて、その上にお芋を焼いて蓋をします。それを火に掛けて石が熱くなる頃にとろ火にします。後は菜箸で時々転がしながら、じっくり焼き上げるだけ。』
(余ったお節で煮しめ天ぷらレシピ)
『作り方は、お煮しめに衣を付けて揚げるだけなの。数種類のお煮しめを荒く刻んで衣を付け、かけ揚げ風にしても良いわ。』
『お煮しめは多めに作った方が美味しく出来るのさ。こうやって天ぷらにしても、また違った味わいが楽しめるね。』
(切り干し大根で和風サラダレシピ)
『切り干し大根30gを水でさっと洗って戻す。大根が十分に水を吸ったら、食べ易い長さに切るんだよ。これにお酢大匙3、三温糖大匙2分の1、塩小匙2分の1、半擂りした胡麻大匙1、胡麻油少々を合わせたドレッシングで和える。』
『刻んだ柚子の皮を散らせば、出来上がりですね。』
(余ったお餅のアレンジレシピ)
『まずはお餅のチーズサンド。お餅を真ん中で二つに切ってチーズを挟み、オーブントースターでこんがり焼くだけよ。もう一品はお餅の串揚げ。御餅を2cm位に切って葱と交互に竹串に刺す。これを油で揚げて、熱々を大根おろしに付けて召し上がれ。』
(七草粥の由来と効用)
『昔、中国で1月7日に7種類の若葉を入れた汁物を食べ、無病息災を祈る風習があってね。それが日本に伝わり、江戸時代には一般的に食べるようになったのさ。七日はお正月最後の日。食べ過ぎで疲れた胃腸を労わるのに、ビタミン豊富で栄養バランスを整えてくれる、七草粥はピッタリ。』