親子クラブ

#686 2001年12月27日 『飲み放題はコリゴリ』

ママ「そうじゃないの。料理用に保存しておくの。残ったワインを鍋に入れ、半分の量になるくらい煮詰め、小さなビンなどに入れて、冷凍するのよ」
パパ「冷凍って、やっぱり飲んだほうが…」
ママ「だめよ! もう飲み過ぎです。冷凍といっても、ワインそのものの風味は残るから煮込み料理や、ソースにぴったりなの。それに保存もきくし、いつでも使えて重宝なのよ」

#685 2001年12月24日 『大きい事はいい事だ』』

ママ「材料はいつもより、よ〜く練ります。オーブンの天板に油を塗ってタネを乗せ、薄めに大きく伸ばして高温で焼きます。全体に薄く焼き色がついて、透明な肉汁が流れ出すようになったら出来上がり。タネの中にミックスベジタブルやマッシュルーム等を混ぜておくと、切り口がとても綺麗なんですよ」

#684 2001年12月20日 『シワをのばすのだ』

お婆ちゃん「慌てなくていいよ。お札をのばしたいなら、まずスプレーの洗濯のりをかけるんだよ。それから、アイロンをかけるのさ。温度は中温くらいだね。表と裏から何度かかけるとシャンとなるよ。スプレー式ののりがなかったら、ちょっと湿らせてアイロンをかけるだけでも、随分ピンとなるよ」
ママ「わあ、ピーンとしてる」

#683 2001年12月17日 『おいしくて困った』

お婆ちゃん「ママ、ジャムを日持ちさせたければ、熱を通して殺菌すればいいよ」
ママ「でも、お鍋で火にかけたら、焦げ付かないかしら?」
お婆ちゃん「電子レンジを使うんだよ。ふたを開けて何日も経つと表面に水分が浮いてくるだろ。こうなったら、加熱した方がいいね。ふたを取って代わりにラップをかけたら、電子レンジで温めるのさ。まず1分、そして上下をかき混ぜ、また1分。こまめに様子を見ながら、何度か繰り返して、ラップが蒸気で曇ってきたらオッケーだよ」

#682 2001年12月13日 『鈴の音シャンシャン』

お婆ちゃん「おや、タオル掛け壊れちゃったんだって?」
ママ「ええ、これリボンを使ってクリスマスのイメージに変えようと思って。まずリングの部分に両面テープを貼って、上の方からリボンをきっちり巻き付け、最後の所までいったら、上の部分で蝶結びにして鈴をつければ出来上がりです」

#681 2001年12月10日 『ワシの塩ジャケ』

ママ「塩抜きすると、なんだか水っぽくなって味が落ちるんじゃないかと…」
お婆ちゃん「大丈夫。お茶ガラがあるかい?普通は薄い塩水につけて塩抜きするけど、これだと塩分と一緒に魚の旨みのタンパク質が溶け出してしまうからね。でも薄い塩水に茶ガラを、ひとつまみ加えて塩抜きすれば大丈夫。茶ガラのタンニンがタンパク質の分解を防いでくれるんだよ。お茶ガラ以外に、輪切りにしたミカンやレモンで挟むと味を損なわずに塩抜きできるよ」

#680 2001年12月6日 『ワシも気分変える』

ママ「輸入物のタイルは、柄も色のバリエーションも豊富なんですよ。渋めで無地のタイルには、和菓子を乗せ、洒落た柄のタイルには、ケーキ・チョコレート・クッキーなどを乗せると普通のお皿とは違った雰囲気が出せると思って…」

#679 2001年12月3日 『温泉に連れってって』

パパ「温泉卵は白身がとろっとして、中の黄身の方が少し固まってるだろ、これは白身と黄身で温度が違うからなんだ。白身は70度、黄身は60度を超えると固まり始めるんだよ」
一郎「へえ、白身より黄身の方が早く固まるんだね」
パパ「その状態にするのに、カップ麺の入れ物がピッタリなんだ。熱湯を注ぎ、卵を入れて20分待つんだよ。そうすると白身がとろっとした、温泉卵が出来るぞ!」

#678 2001年11月29日 『ロンパパが10人?』

お婆ちゃん「ママ、安売りのチラシなんか探して、そんなにピンチなのかい?」
ママ「いいえ、道順になりそうなチラシ探していたんです。チラシの裏の白いところをメモ帳に使ったりしますけど、道案内にも利用できるんですよ。家電の大型スーパーや、不動産のチラシに最寄りの駅からの地図が載ってますでしょ。その地図に自宅の場所を書き入れて、コピーすればわかりやすい道案内になります」

#677 2001年11月26日 『長持ちさせるのだ』

お婆ちゃん「下の方にあるミカンは、重さがかかるし、窮屈な思いをしてるだろう。だから圧力がかかるところから傷み始めるんだよ。だからこうやって、いったん全部出して、上下を入れ替えてやるのさ。新鮮な空気に当たって風通しも良くなるし、グッと持ちも良くなるよ。それから、食べるのは暖かいお部屋でも、置き場所はヒンヤリした所の方がいいね。暖房が利いてるから冬でも油断ができないんだよ」
ママ「それじゃ、廊下なんかどうかしら?」
お婆ちゃん「それがいいよ」

#676 2001年11月22日 『ママの大事なもの』

(アンティークドールなどの人形は、筆で埃を払う)
お婆ちゃん「筆の穂先を指で揉んで柔らかくしたら、こうやってそっと埃を払うといいよ。デリケートな所まで綺麗になるからね。細かいところなら何でもOKさ。口紅を塗る紅筆なんかも使えるよ」

#675 2001年11月19日 『キャンドルは仲良しのあかり』

(キャンドルは冷蔵庫で冷やして)
ママ「キャンドルは以外と減りが早くて、おしゃべりなどに夢中になっている間に消えてしまうのが難点ですけど、これを少しでも防ぐ方法を教えてもらったんですよ。使う4時間ぐらい前から、キャンドルを冷蔵庫に入れておくといいそうです。冷えたキャンドルは、火をつけたときゆっくり燃えるので、長持ちするし、ロウもたれにくくなるんですって」

#674 2001年11月15日 『やっぱり本物』

(金のネックレスはストローに入れて)
お婆ちゃん「細いチェーンのネックレスが絡んでしまったら、ベビーパウダーをちょっと振りかけるといいよ。鎖の滑りが良くなって、解きやすくなるだろ」
ママ「あら、本当!」
お婆ちゃん「細いチェーンのネックレスは、そのまましまうと絡みやすいからね。ストローの下を折り曲げて、その中に入れるんだよ」
ママ「これなら絡まないし、他のアクセサリーと区別も出来て、急いでる時もすぐ取り出してつけられますね」

#673 2001年11月12日 『地球人は勝手だ』

(すり下ろしたジャガイモでカレーのとろみつけ)
お婆ちゃん「ジャガイモはとろみをつけたい時にも、役に立つんだよ。ジャガイモをすり下ろして、カレーに加えると、とろりとしてくるからね。それに、すり下ろしたジャガイモで味もまろやかになるよ」

#672 2001年11月8日 『ワシ冬ごもり』

(クルミは塩水につけて殻を柔らかく)
お婆ちゃん「クルミの堅い殻を力まかせに割ろうとすると、中味がつぶれたりします。堅い殻は一晩水につけておけば大丈夫。殻が水分を含んで、実をつぶさずに割れます…だって」
ママ「本当!きれいに割れるんですね」

#671 2001年11月5日 『さすがは親子』

(本箱に炭を入れてカビ防止)
お婆ちゃん「本は湿気が大敵なんだよ。シミがわいたり、カビが生えたりするからね。本箱の中に炭を置いておくとカビが防げるよ。それとね、後ろが開いている本箱は、壁と本箱の隙間に炭を置いておくといいよ」
パパ「うん、わかった。大事な本はそうするよ」

#670 2001年11月1日 『幸せ太り』

(マヨネーズで目玉焼き)
ママ「フライパンに敷いた油に、マヨネーズをお好みでちょっと加えて、作るんです。塩こしょうした普通の目玉焼きなんですけど、味にコクが出るんですよ。マヨネーズは油とお酢、それにタマゴの黄身から出来ているから、相性もいいんです」

#669 2001年10月29日 『恩返しはもういい!』

(アボガドの種で観葉植物を)
お婆ちゃん「ママ、この種どうするんだい?」
ママ「育てて観葉植物にするんです。アボガドの種をまずお湯に漬け、外皮を剥きます。次に爪楊枝を三方向から水平に刺し込み、水を張った広口ビンに尖った方を上にして入れます」
お婆ちゃん「なるほど。爪楊枝がビンの口にかかって、種の底だけが水に浸かった状態にするわけだね」
ママ「ええ、根が出たら植木鉢に移し替えればいいんですよ」

#668 2001年10月25日 『ユリちゃん食べ盛り?』

(健康運動の勧め)
ママ「小食の人も肥満になることがあるのよ」
ロンパパ「まさか!」
ママ「「少量の食事でも、消化、吸収率の良い人は、それに見合うだけのエネルギーを消費しなければ、余分な栄養分を全部貯蓄してしまうの。肥満は生活習慣病の基ね。でも、食事をきっちりと取り、よく運動すれば大丈夫。運動は無理なく長続きするもの、例えばジョギング、水泳、それに縄跳びだっていいわよ」

#667 2001年10月22日 『コンニャクさんごめんなさい』

(コンニャクの臭み取り)
お婆ちゃん「器にコンニャクを入れ、被る位の水を入れてレンジで温めれば出来上がり。目安はコンニャク1枚でだいたい3分くらいで臭みがぬけるからね」
ママ「これなら他の料理をしながらでも、コンニャクの臭みぬきができますね」

#666 2001年10月18日 『ひょっとしたら!』

(フローリングの色あせは紅茶で)
ママ「日焼けや汚れで、色あせてきたら発揮するのが紅茶。濃いめに煮出した紅茶で拭くといいんです」
お婆ちゃん「なるほど!紅茶は布を染めるのにも使われるくらいだから、効き目がありそうだね」
ママええ、布に紅茶をつけながら、しっかり拭き込んでいくと、白っぽくなった床に色が蘇るんです。最後に乾いた布でカラ拭きすれば目立たなくなりますわ」

#665 2001年10月11日 『仕事かえして〜』

(アイロン台は身長に合わせて)
パパ「ほら、アイロン台には、座式のものや、立ち式のものがあるじゃないの。ママはとくに腰痛気味だし、肩こり症だから立ち式のモノの方がいいよ。脚つきだと背筋を伸ばした姿勢でかけられるから楽だし、自分の身長に合わせて高さが調整できるから便利だよ。高さは立って手を下げ、手首の部分が丁度アイロン台にくるのが楽だよ」

#664 2001年10月8日 『愛情たっぷり』

(玉ねぎの皮は水の中で)
お婆ちゃん「玉ねぎの中には揮発性の催眠物質が含まれているから剥いたり、切ったりすると流れ出て、目を刺激するんだよ。そんな時には水の中に玉ねぎを入れて、そこに手を入れて剥くと水に吸収されてしまい、やりやすくなるよ。また玉ねぎの薄い皮の間に水が入り、剥きやすくなるからやってみな」

#663 2001年10月4日 『災いは忘れたころに』

(地震など災害に備えて)
パパ「肝心な非常リュックを持ち出さないなんて! あれには三日分ほどの食料と飲み水、懐中電灯、ラジオ、救急薬品など、すぐに役立つものが入っていること知っているでしょ。それも二つも用意して、いざという時に備えてあるんだ。それを持ち出さないなんて!」

#662 2001年9月27日 『お口すっきり』

(お茶の葉で口臭を消す)
お婆ちゃん「お茶には口臭を消す力もあるんだよ。お茶の葉を一掴み口に入れてね、ガムのようにゆっくり噛むだけ。お茶に含まれているタンニンが口臭を消してくれるからね。お茶の葉だから、噛みながらそのまま食べてしまっても構わないからね」

#661 2001年9月24日 『応援しないで』

(残った揚げ衣でドーナッツを作る)
ママ「揚げ物をすると、衣の材料が余ることが多いでしょ。捨てるのはもったいないし、取っておくのも難しいし、それで全部混ぜて砂糖を加え、スプーンで一口大に落として揚げれば、簡単な一口ドーナッツの出来上がり。シナモンパウダーを振りかけると一層おいしくなります」

#660 2001年9月20日 『キラキラでおしゃれ』

(冷凍フルーツ)
ママ「まずブルーベリーを傷つけないように、そっと洗って、よく溶いた卵白にくぐらせてから、グラニュー糖をまぶすんです」
お婆ちゃん「卵白にくぐらせてあるから、グラニュー糖もまんべんなく付くね」
ママ「これを密閉容器に並べて、冷凍するだけ。後はアイスクリームやヨーグルト、ゼリーなどを頂く時に、凍ったまま好きなだけ飾り付けるんです。凍らすとグラニュー糖が霜みたいにキラキラするんです。同じやり方でカットしたオレンジや、マスカットの粒でも冷凍フルーツの作り置きができますわ」

#659 2001年9月17日 『磨けば光る』

(スチールたわしの活用法)
お婆ちゃん「一度使ったスチールたわしは、空気に触れないように保存すれば錆びないよ。瓶などに水を入れ、スチルたわしを漬けて、しっかり蓋をしておくの。使うときには、ストッキングで包めば、ちょうどいい具合になるよ。ステンレスを傷つけず、しかも汚れはしっかり落とすことができるからね」

#658 2001年9月13日 『当たる!当たらない?』

(カボチャの冷たいデザート)
ママ「カボチャを蒸して、果肉だけをすくい取り、裏ごしします。水で戻した寒天と葛粉を水で溶いたもの、豆乳か牛乳、ソフトチーズ、蜂蜜、塩少々を加え、よく混ぜ合わせて、形に入れて冷蔵庫で冷やし固めるんです」

#657 2001年9月10日 『逆転の発想』

(ふわふわ卵スープ)
ママ 「普通、卵スープは汁に解き卵を入れますけど、これは反対なんです」
一郎「コンソメスープをお鍋で作り、解き卵に、熱いスープを少しずつ入れていたんだけど、その時、泡たて器をかき回して入れると、ふわふわの感じになったんだ」

#656 2001年9月6日 『食べるの大好き!』

(さつまいもの茶巾しぼり)
ママ「さつまいもを茹でて裏ごしし、グラニュー糖とバターを加えて鍋に入れ、弱火にかけてよく練ります。それを冷ましてから、固く絞った濡れ布巾に包んで、ひねるように絞れば出来上がり。干しブドウなんかを飾ると、一層おしゃれでしょ」

#655 2001年9月3日 『料亭気分で』

(剣山で白髪ネギを)
お婆ちゃん「白髪ネギを作るには、生け花の剣山だけ用意すればいいからね」
ママ「剣山ですか?」
お婆ちゃん「うん。10cmほどの長さに切ったネギは、筋にそって切れ目を入れて、芯を取ること。そして、まな板に広げたら、剣山をネギの筋に沿って動かすだけでいいんだよ」
ママ「ホント。これなら簡単に白髪ネギができますね」
お婆ちゃん「こうやってから、氷水にくぐらせば、シャキッとした白髪ネギになるからね」

#654 2001年8月30日 『夏バテにはさせません』

(納豆の揚げギョウザと天麩羅)
ママ「納豆も少し手を加えれば、立派な料理になるんですよ。たとえば、納豆を叩いて粒を細かくしてから、タレとカラシ、刻みネギを混ぜ、ギョウザの皮で包んで揚げれば、納豆の揚げギョウザができます」
お婆ちゃん「揚げてあるから、皮の部分がカリッとして、食べやすいかもね」
ママ「天麩羅も出来るんですよ。納豆を粒のまま、タレや刻みネギを混ぜます。これを穴じゃくしですくって、衣を薄くつけて揚げれば、カラッと揚がりますわ」
お婆ちゃん「これなら子供たちも喜びそうだね」

#653 2001年8月27日 『頑張らなくちゃ!』

(貝殻で箸置きを作る)
お婆ちゃん「可愛い貝殻や綺麗な貝を見つけて、それをよく洗うんだよ。なかに詰まっているものを綺麗に取り出してからね。そして透明なラッカーをサッと塗るだけ。簡単だろう」
ママ「なんだか貝殻の箸置きってロマンチックでいいじゃないですか。私も作ろうかしら」
お婆ちゃん「箸置きにいい貝は安定のよい、細長いものがいいんだって」

#652 2001年8月23日 『宇宙人になりたい!』

(割り箸で作る鉢カバー)
ママ「割り箸を井桁に組んで、接着剤でつけるんです。これに鉢植えを入れると」
お婆ちゃん「まあ、すてきな鉢カバーじゃないの!木の肌合いが緑によく合うよ」
ママ「割り箸は柔らかくて、ハサミやカッターで簡単に切れるから加工も簡単。工夫しだいでいろいろなものが、作れそうですわ」

#651 2001年8月20日 『胸キュンなのだ』

(いちじくのワイン煮)
ママ「いちじくは水洗いして、少量の水と砂糖、赤ワインで20分ほど中火で煮るだけ。アルミホイルなどで落とし蓋をして、焦げないように時々いちじくを動かすのがコツなんです。これ、フランス料理のデザートなんですよ。上にアイスクリームを乗せても美味しいんですって」

#650 2001年8月16日 『食欲いちばん』

(フライパンで石焼きビビンバを作る)
ママ「材料はホウレン草、ナス、モヤシ、白菜キムチ、牛の薄切り、卵等を用意します。フライパンで肉を炒め、いったん牛肉を取り出してきれいにしてから、ご飯に調味料を加えてナムルを乗せます。そのまま中火で4〜5分熱して火を止めてよくかき混ぜると、唐辛子やニンニク、甘辛いコチュジャンの効いた野菜たっぷりのビビンバの出来上がり」
お婆ちゃん「まぁ、この匂い食欲をそそるね」

#649 2001年8月13日 『みんなのママ』

(洗濯物を入れる前に)
ママ「破れやほつれは縫っておかないと洗濯で大きくなるの。それに子供達のは、汚れが激しいから洗剤液につけ込んでから洗っているのよ。ファスナーなどは閉じて、薄地のものはネットに入れたりしてね。だから何でも一緒に入れては駄目よ」
ルン「ふうん。ママって大変なんだね」

#648 2001年8月9日 『頼もしいお化け』

(のりの佃煮スパゲティ)
一郎「茹でたてのスパゲティに、バターとのりの佃煮をまぶして、お醤油と鰹節をちょっとかけるんだ」
ロンパパ「ワシ、なめたけ、うまかった!」
一郎「そうそう、なめたけスパゲティも結構いけるよ。胡麻油と瓶詰めのなめたけを混ぜるだけ。青じその千切りも乗っけてみたら、すごくおいしかったよ」

#647 2001年8月6日 『ユリお姉ちゃん』

(野菜の皮でキンピラを)
お婆ちゃん「野菜の皮をキンピラにする時は、少し厚めに皮をむくのがコツだよ。大根や人参の皮は、そのまま千切りに。茄子の皮を使う時は、水にさらしてあく抜きしてから、千切りにするといいよ」
ママ「そうやって、普通のキンピラのように炒めて、醤油や砂糖などで味付けするんですね」
お婆ちゃん「大人向けに作る時は、それに鷹の爪や炒り胡麻を入れても美味しいからね」
ママ「これならお野菜も丸ごと食べられますね」

#646 2001年8月2日 『わが家は止まらない』

(浴室の小物入れにミニプランター)
パパ「このミニ・プランターは浴室の小物入れにぴったりなんだよ。水に強い材質で作ってあるし、底に穴が開いてるだろ。だから、水はけもいいんだ。これに、シャンプーや洗顔剤、子供のいる家はおもちゃなんかも、ひとまとめにしておくといいんだよ。便利だし、浴室もすっきりだよ」

#645 2001年7月26日 『ロンパパの教え』

(ガスパッチョの作り方)
ママ「湯剥きしたトマトと、きゅうり、セロリ、ピーマン、食パンをざく切りにしてミキサーに入れ、レモンの絞り汁と、ニンニクのすり下ろし、バジル、オリーブオイル、ハーブビネガーを加えて、なめらかになるまでブレンドするんです。塩で味を整えてよく冷やして食べるんですよ。火を使わず作れるし、栄養豊富で夏のメニューにはぴったり」

#644 2001年7月23日 『わが家の味は宇宙むき』

(飲み残しのビールで作る漬物)
お婆ちゃん「深めで、密封できる容器に、一斤分の食パンの耳を千切って入れてね。飲み残しのビールをヒタヒタになるまでそそぐんだよ。そして、大さじ一杯の塩を入れてよく混ぜ合わせるの」
ママ「ええ」
お婆ちゃん「この中に、キュウリやニンジン等、好みの野菜を適当な大きさに切ってつけ込み、蓋をして冷蔵庫の中に5、6時間おいておくんだよ。それだけで、ポップのきいたさわやかな漬物になるよ。御飯にも合うけど、チーズと一緒にワインのおつまみにもぴったりなんだから」

#643 2001年7月19日 『ボクのお姫様』

(爪のマッサージ)
ママ「マニキュアを塗ったままでも、クリームで生え際やサイドをマッサージすると、血行がよくなって爪の成長がよくなるんですって。リムーバーでまめにマニキュアを落とすと、爪の油分が抜けて乾燥しちゃうことがあるんです。一度マニキュアを塗ったら、一週間はもたせるように、何度も重ね塗りをするほうがいいんですよ」

#642 2001年7月16日 『雨の日の楽しみは』

(傘を買うときのポイント)
ママ「まず、絹張りの高く、重い物より、乾きやすく軽い傘を選ぶこと。値段だってこっちの方が、手ごろなんです」
パパ「ふ〜ん」
ママ「一番のポイントは、お年寄りだからといって、地味にせず明るい色のほうがいいんですのよ。雨の日って暗いから、明るい色のほうが、気分もウキウキ、それに車からも目につきやすいので安全なの」
パパ「なるほどねえ、これならうっとうしい雨の日も、楽しいかもね」

#641 2001年7月12日 『美味しいけれど』

(サヤのウブ毛を取って枝豆を美味しく)
お婆ちゃん「新鮮な枝豆ほど、サヤのウブ毛が多いからね。そんな時は茹でる前にちょっと、手を加えればいいよ。まず、食べやすいよう枝豆の両端をハサミで少し切り落としてね。それをスリ鉢に入れて、塩を振って揉むんだよ。これで表面の産毛が取れるからね」
ママ「そうやってから茹でるんですね」
お婆ちゃん「塩気が馴染むよう、しばらくおいてから、熱湯で4〜5分茹でるといいね。塩気がほどよくついた枝豆が出来上がるよ。茹で上がったら、ザルにあけ、ウチワで扇いで、一気にさますのもコツだね」
ママ「そうすれば色も鮮やかに仕上がりますね」

#640 2001年7月5日 『頑張らなくっていいの』

(ビニールクロスの下には布クロスを)
ママ「ビニールは熱だけじゃなくて、日光にも弱いですから、使っているうちにテーブルにくっついて、表面の塗装をダメにしてしまうモノもあるんです。テーブルを守るためには、じかに敷かないで、まず布のクロスを敷くといいんです」
お婆ちゃん「布のクロスとビニールと二重にするんだね」
ママ「ええ、そうすれば。少々熱い湯飲み茶碗を置いても、平気ですから」
お婆ちゃん「なるほどね。下に敷く布も汚れないし、気分に合わせて色々変えられていいね」

#639 2001年7月2日 『僕の心は君のもの』

(青梅のペーストを作る)
お婆ちゃん「梅酒に使った梅も、クエン酸がたっぷり含まれているから、疲労回復や食欲増進にいいんだよ。梅は、ゆでこぼしてアルコール分を抜いて、ペーストにするの。ドレッシングに加えたり、料理のたれに使うといいね。甘く煮詰めてジャムにすれば、アイスクリームやタルトに乗せて、おいしいお菓子ができるよ」

#638 2001年6月28日 『誰の責任?』

(ラクラクお風呂掃除)
ママ「お風呂掃除って、服がぬれるし大変でしょう。だからお風呂に入りながら、お掃除も済ませちゃうんです。ただし強い洗剤は使えないから、洗剤なしでも汚れが落ちるタイプのスポンジやブラシを置いていますけど。しつこい汚れがあっても、お湯が温かいうちならシャンプーや石鹸でも充分に落ちるし、最後に、お酢をタイルに吹きかけておけば、カビも防げますしね」

#637 2001年6月21日 『元気もほどほどよ』

(手早く食べられる、おいしい朝御飯)
ママ「グレープフルーツとバナナを細かく切って、それにプルーンなどのドライフルーツを加えるだけなんです」
お婆ちゃん「ずいぶん簡単だね」
ママ「でも、グレープフルーツは酸味があってすっきりするしプルーンで栄養価もアップ。カロリー補給はバナナがするので、サッと食べられて、おいしい、いい朝食なんですよ。コーヒーがよく合うので、目もパッチリさめて元気に出掛けられるんです」

#636 2001年6月18日 『みんなでロマンチック』

(ちいさな窓のミニ・カーテン)
ママ「小さな窓には、こんな大判のハンカチを、窓の両側に一枚ずつピンで留めて、もう一枚を三角形に折って、窓の上の縁のつけ上飾りにしてカーテンにするんです」
お婆ちゃん「なるほどねぇ」
ママ「ハンカチ一枚で足りない時は、同じ柄の物を縦につなぐんですよ。そして両側はリボンで結びます。リボンはハンカチの色と統一した方がいいですね。カラフルなハンドタオル、バンダナなんかで作るのも楽しいですよ」

#635 2001年6月14日 『これでいいのだ』

(石鹸の泡立て方)
ママ
「洗顔のポイントは、きめ細かい泡を作ることなの。手の平に泡を集め、ぬるま湯をすこしずつ加えながらホイップクリームを作る感じで、角が立つくらいしっかりした泡を作るの。きめ細かい泡ほど汚れをしっかり落としてくれるから力をいれずに優しく洗えばいいの」
ママ「ゴシゴシこするのは、絶対にダメ。ガラスを拭くと細かい傷ができるように、肌も強くこすると傷がついてしまうのよ」

#634 2001年6月11日 『花のお医者さん』

(しおれた鉢植えの回復法)
お婆ちゃん「ここまで乾いてしまったら、水をやるだけでは回復しないよ。新聞紙で鉢ごとすっぽり包んで、水を張ったバケツに入れて、半日から1日くらい置いておくの。こうすれば、新聞紙を通して水が全体に行き渡って乾燥を防いでくれるんだよ」

#633 2001年6月7日 『お婆ちゃんは魔法使い?』

(プリプリの中華風茹で卵)
お婆ちゃん「この中華風茹で卵は、煮込むほど美味しくなるからね。大鍋に、さました紅茶、それに醤油、八角など中華料理の香辛料、好みで砂糖を入れて、まず卵を30分くらい茹でるんだよ」
ママ「かなり固ゆでにするんですね」
お婆ちゃん「30分したら、いったん取り出して、殻をスプーンなどで叩いて、ヒビをいれてね。さらに煮込んで、やっと出来上がり」
ママ「そして殻を剥くと、ヒビを入れたところが、模様になってる訳ですね」
お婆ちゃん「それに煮込むほど、プリプリした卵になるよ」

#632 2001年6月4日 『いい子すぎても』

(レンジで簡単イチゴ酒)
ママ「イチゴ500グラムに対して、氷砂糖が半分の250グラム、ホワイトリカー4カップ半を用意します。 これを蓋のある深い器に入れて、500ワットのレンジなら10分から12分ほど熱するんです」
お婆ちゃん「へえ、レンジで出来るのかい?」
ママ「レンジから出したら、蓋をしたまま、1日おけば、翌日には飲みごろ。色も綺麗なままイチゴ酒が出来上がるんです」
お婆ちゃん「簡単だし、他の果実酒も作れるね」
ママ「ええ。出来た果実酒は、そのまま冷やしても、炭酸水で割ってもいいし、ゼリーにしても大人向けのデザートになりますわ」

#631 2001年5月31日 『そんなのズルイ!』

(トレーニングあれこれ)
パパ
「特別な事をしなくても、ちょっと工夫すれば筋肉は、鍛えられるそうだよ。洗濯機やモップを使わないのもいい方法だし、立ったまま靴下を履くとか、歯磨きや家事のときに片足立ちするとか、ペットボトルを捨てるときに手で握りつぶすだけでも、十分効果があるそうだよ。 椅子に座り足を組んで、上の足は下に、下の足は上に、20秒間力を入れるんだ。ゆっくり呼吸しながらやるのがコツなんだって...」

#630 2001年5月24日 『携帯ルンちゃん』

(そうめんせんべいの作り方)
お婆ちゃん「そうめんを小さく千切って平たくまとめ、フッ素樹脂加工のフライパンで油を引かずに、両面をこんがり焼くの。ハケで醤油をつけて、海苔を貼って出来上がり。揚げそうめんもいいよ。ざく切りにしたそうめんに卵と片栗粉を混ぜ、高温の油で落とし揚げにして、ココアとシナモンシュガーをかけるの。ふんわりしてとてもおいしいよ」

#629 2001年5月21日 『地球の記念品』

(スカーフでサマーバック)
お婆ちゃん「バザーに出すのもいいけど、大判のスカーフなら、バックになるんだよ。それも簡単な結び方だけで」
ママ「結ぶだけでいいんですか」
お婆ちゃん「まず、大判のスカーフを二つ折りにして、それぞれの端を、こんなふうに結んでね。片方の結び目を、もう片方結び目の間に通すだけでいいんだよ」
ママ「ホント、簡単。古くなった好きな柄のスカーフも、こうすれば活かせますね」
お婆ちゃん「これなら出先でも作れるだろう。軽い物なら結構入るし、ハンドバックに一枚入れておくと便利だよ」
ママ「海や山のリゾートにも使えそうですね」

#628 2001年5月17日 『夜遊びはほどほどに』

(ティッシュの箱で下駄箱をスッキリ)
お婆ちゃん「下駄箱の棚を見てご覧。靴を入れても、上の方は空いてるじゃないか。そのスペースを使わない手はないよ」
ママ「空きスペースを利用するんですか」
お婆ちゃん「ティッシュ等の箱を利用して、箱に靴の片方を入れて、箱の上にもう片方を乗せるの。上下で1足収納すれば、沢山靴おさまるだろう」
ママ「横にそろえるんじゃなくて、上下にそろえるんですね。これなら出すのも楽ですね」

#627 2001年5月10日 『すてきな花ことば』

(レンジでドライフラワー作り)
ママ「ドライフラワーは、自然乾燥でも出来ますけど、レンジだと、早く、しかも綺麗な色に仕上がるんです。バラなら、1本5分くらい加熱すると出来るんですよ」
お婆ちゃん「へえ。レンジもいろいろな使い道があるんだね」
ママ「レンジに、浅い湯飲みをそこに乗せて、加熱すると、花の形も崩れずにすみますから」

#626 2001年5月7日 『お星様にお願い!』

(レタスでアク抜き)
パパ「煮物をするとき、鍋にレタスを1枚いれるんだ。そうするとレタスがアクを吸着してくれるから、すくい取る手間が省けるんだよ。昔キャンプしたときに、先輩に教えてもらったんだ」
お婆ちゃん「男の料理は発想がユニークだね」
ママ「ホント!」

#625 2001年5月3日 『騙しちゃったのね』

(レンジで作る野菜チップ)
ママ「じゃがいもやカボチャ、さつまいも、ニンジンなどの、野菜を薄くスライスしてさっと茹で、水気を取って、耐熱皿に並べ、レンジで3分くらいずつ両面を加熱すれば、野菜チップの出来上がり。油を使わないからカロリー控えめだし、おやつ感覚で野菜をたくさんとることが出来るわけ」

#624 2001年4月30日 『お酢はこりごり』

(シャワーの目詰まりはお酢で)
お婆ちゃん「シャワーの穴が水アカで白く詰まるのは、水道水に含まれてるカルシウム分などが、固まってこびりついてしまうからなんだよ。そうなったら、カルシウムを溶かすお酢の出番」
ママ「お酢でカルシウムを溶かすんですか?」
お婆ちゃん「簡単に出来るよ。熱湯1リットルに、カップ1のお酢を混ぜて、シャワーヘッドを浸しておくだけ。1時間ほどで、白いこびりつきが消えるからね。その後、古い歯ブラシでヘッドの穴をこすって、水ですすけば、目詰まりが綺麗にとれるんだよ」
ママ「こうすれば、シャワーが気持ちよく使えますね」
お婆ちゃん「普段からお酢を付けた歯ブラシで時々こすっておくと、目詰まりしにくくなるからね。手入れも楽だよ」

#623 2001年4月23日 『お味噌で天狗』

(フキの葉の味噌炒め)
お婆ちゃん「フキの茎は塩であら擦りして、茹でてあくを抜くだろ。その熱湯で、フキの葉もあく抜きできるからね」
ママ「それなら一度お湯を沸かせばたりますね」
お婆ちゃん「水にさらしたら、フキの葉を細かく切って、鷹の爪と一緒に炒め、練り味噌であえると美味しい総菜になるよ」
ママ「あら、ピリっとして美味しそう」
お婆ちゃん「もう一品は、大きめに4等分に切って、これに適量の味噌を乗せ、春巻のように巻いて油で炒め焼きしてもいいんだね」

#622 2001年4月19日 『わたしのとっておき』

(引き出しの底の模様替え)
ママ「引き出しの底?そんな見えないとこ変えて、模様替えになるの?」
パパ「これがなるんだよ。いいかい、白か、無地の色壁紙を買ってきて、引き出しの内側の寸法に合わせて紙を切るんだよ。そして、そこにフェルトペン等で好きな模様や、絵を描いて、引き出しに敷くんだ」
ママ「好きなものを描くわけね」
パパ「そう。そうすると、引き出しを開ける時、好きなものが目に入る。それだけでも、気分はリフレッシュ。模様替えしたのと同じさ」
ママ「好きなものを描くのね。皆にもやってもらいましょう」

#621 2001年4月16日 『マイ・サンドイッチ』

(お好みサンドイッチ)
お婆ちゃん「いいかい、パンはサンドイッチ用のパンを準備するんだよ。中にはさむものは、薄切りハム、スライスチーズ、レタス、サラダ菜、薄切りのトマト、みじん切りのゆで卵等だよ。パンに塗るのに、ジャム、蜂蜜、ピーナツバター、洋からしなど、色々用意しておいて、食べるときに自分の好みのものをパンにはさむんだよ。こうすれば、自分の食べたいサンドイッチが出来るだろ」
ママ「わあ、楽しそうですね」

#620 2001年4月12日 『わたしの願い』

(残りご飯で作るみたらし団子)
お婆ちゃん「残りご飯を、すり鉢ですり潰して、小麦粉をつなぎに入れ、手で丸めて沸騰したお湯に入れて浮き上がるまで茹でるんだよ。串にさして、甘い醤油あんをからめれば出来上がり」

#619 2001年4月9日 『そんなパパ大好き』

(ヨーグルトのパック)
ママ「昆布にぬるま湯を注いで、ミキサーでドロドロにします。それにヨーグルトを、流れない程度の濃さになるように加えるだけ。ヨーグルトの乳酸とタンパク質、それに昆布のミネラルが、お肌に栄養を与えて、なめらかにしてくれるんですって」
お婆ちゃん「それは、経済的だね」

#618 2001年4月5日 『ユリちゃんのおウチ』

(牛乳パックを携帯まな板に)
お婆ちゃん「出かける時、リンゴやレタスを切って持って行くとどうしても味が落ちてしまうからね。そんな時、開いて水洗いした牛乳パックを持ってって、まな板にすれば、新鮮な果物が食べられるだろ」
ユリ「ふ〜ん。牛乳パックのまな板か!」
お婆ちゃん「牛乳パックなら軽いし、内側はコーティングしてあるからね。果物やゆで卵も簡単にきれるよ」
ママ「牛乳パックの携帯まな板があれば、外で簡単な野菜サラダも作れそう。ハイキングに持ってくと、便利ですね」
お婆ちゃん「使った後は、また持ち帰って、リサイクルに出せるからね」

#617 2001年4月2日 『未来のユリちゃん』

(洗濯バサミの跡をつけない方法)
お婆ちゃん「洗濯バサミのハサミの部分に、バンソウコウか厚めのビニールテープを貼るんだよ。こうすれば、洗濯物にもほとんど跡がつかなくなるそうだよ」
ママ「あっ、なるほど。滑りやすい洗濯物もあるから、全部じゃなくて、いくつか貼っておいて使い分けるといいかもしれませんね」

#616 2001年3月29日 『春いっぱい!』

(たんぽぽ料理)
ママ「たんぽぽは、葉っぱと花を、チーズと一緒にイタリアンドレッシングで和えれば、お洒落なサラダになるし、葉っぱをさっと茹でてクルミやアーモンドをすり潰したもので和えれば、香ばしいナッツ和え。根元の部分を油で炒めて、醤油、ゴマ油、にんにく、唐辛子で味付けてナムルができるわ。つくしは、はかまを除いて茹で、グラタンで焼くの。春のグラタンって感じでしょ?」

#615 2001年3月26日 『卵はこわい?』

(卵の殻でエッグポマンダー)
ママ「まず卵の上と下、両方の先端にキリで小さな穴を開けるの。そして片方の穴から息を強く吹き込んで、卵の中身を出します」
お婆ちゃん「そうすれば、殻を壊さずに中身だけ出せるわけだ」
ママ「ええ、中身を出したら、殻の尖った方の穴を、指などでやさしく折り取って、穴を少し大きくします。そして水で綺麗に洗って、殻の中が完全に乾くのを待ちます」
お婆ちゃん「そうやってから、殻の中にポプリを詰めるんだね」
ママ「詰めたら、薄手の端ぎれで穴を塞ぎ、殻の回りも小さく切った、端ぎれを彩り良く貼って、出来上がりです」
お婆ちゃん「これなら玄関や洗面所に置いてもオシャレな香りの置物になるね」

#614 2001年3月22日 『ルンちゃんの子守唄』

(エスプレッソ・アイス)
ママ「アイスクリームにシナモンパウダーや砕いたアーモンドを振りかけて、エスプレッソをかけたの。アイスの甘味がマッチして、おいしいのよ。エスプレッソを作る器具がなければ、インスタントコーヒーを濃い目に作ってかけてもいいの。簡単にゴージャスなデザートの出来上がり」

#613 2001年3月19日 『効果てきめん?』

(酢卵の作り方)
お婆ちゃん「卵は、できれば有精卵を使うといいね。水でよく洗って、丸ごと瓶に入れ、黒酢かリンゴ酢を注いで、一週間くらい置いておくの。そうすると殻が溶けて、薄くなるから、箸で殻を破いてから取り除き、軽くミキサーにかけて混ぜ合わせれば出来上がり。30cc〜50ccを水で薄めて毎日飲むといいね。カルシウムやアミノ酸、ビタミンが豊富だから、疲労回復の効果 はバッチリだよ」

#612 2001年3月15日 『オシャレは暑い』

(セーターは型紙を取ってから洗う)
お婆ちゃん「ママ、セーターの型くずれを防ぐには、洗う前に、型を取っておくのが一番。包装紙を広げて、その上にセーターを置き型を書いておくんだよ。セーターを洗ったら、バスタオルに包んで水気を取り、型紙に合わせて形を整えれば、元の形や大きさになるだろう。形が整ったら、板などに乗せて陰干しすればいいからね」

#611 2001年3月12日 『おばあちゃんも仲間』

(オムレツをふんわり作る)
ママ「卵の白身と黄身を分けて、白身だけを充分に泡立ててから、黄身と混ぜて焼くんです。そうすると、普通 に焼くのとは全然違う、ふんわりとしたオムレツができるんですって」

#610 2001年3月8日 『ママがいなくちゃ始まらない』

(マヨネーズグラタンの作り方)
パパ「えーと、ホワイトソースを作らなくても、マヨネーズでグラタンが作れます、と。マヨネーズと牛乳を混ぜ、パン粉を加えて濃度をつける。ゆでたじゃがいもや、ゆで卵、ハム、魚介類などをあえて、オーブンで焼くだけ。へ〜え。それに、クリームシチューのもとを牛乳でといてもいいんだって。ふうん、なるほど簡単だな」

#609 2001年3月5日 『今さら色白なんて』

(丸ごと味わえる大根)
お婆ちゃん「大根の葉には、ビタミンやミネラルがたくさん含まれているからね。刻んでから、お醤油や胡椒で炒め煮すれば、ちょっとした箸休めになるよ。さっと塩茹でしてから刻んで、菜飯に使ってもいいね」
ママ「それなら、美容にもよさそうですね」
お婆ちゃん「大根の根もお料理にあわせて使い分けると、より美味しく食べられるよ。辛くない首の部分は大根おろし、胴の太い部分は、ふろふき大根などの煮物。尻尾は辛味があるから味噌汁の実にするといいね」
ママ「用途にあわせて使い分ければ、大根が丸ごと美味しくいただけるってワケですね」

#608 2001年3月1日 『ワガママ』

(カボチャアイスの作り方)
ママ「市販のバニラアイスで簡単にできるのよ。ひと口大に切ったカボチャをレンジでチンして、熱いうちに皮を取り除いて裏ごしし、ちょっと溶かしてやわらかくしたバニラアイスと混ぜ合わせ、冷凍庫で固めるだけ。固まる途中で何度かかき混ぜるのがコツなの。ヨーグルトを混ぜても、よりさっぱりした味になって美味しいのよ」