内容紹介
第8回「死亡」 1999年11月30日 OA

 釈放された佐竹(柄本明)は、雅子(田中美佐子)たちが勤める弁当工場の警備員となって雅子たちの前に現れた。佐竹は、雅子やヨシエ(渡辺えり子)に脅されうんざりする邦子(高田聖子)に近づき、同じマンションに借りた部屋に招き入れる。
 ヨシエの家に、姿を消していた長女・和恵(逸見愛)が帰ってきた。妹の美紀(岡本綾)から聞いた引っ越し話から、羽振りがよいことに気付いた和恵は、弥生(原沙知絵)からヨシエが貰い米びつに隠した150万円を持ち逃げする。それを知ったヨシエは愕然とする。
 そんなころ則子(飯島直子)は、佐竹を慕うホステス・安娜(小田エリカ)から「佐竹は復讐する。的は、対立相手のやくざだ」と聞き、曽我(笹野高史)のパブを訪ねる。そこには元警官・立花がおり、何か胡散臭い。則子は、居合わせた曽我や十文字(哀川翔)に佐竹のことを忠告し、外に出た二人の後を付ける。行き先のバーに潜り込むと、なんと武蔵大和署の同僚刑事木島(湯江健幸)と上原(なすび)が現れた。木島と立花は、以前同僚だったのだ。そして、帰宅途中、何者かに頭を殴られ気を失う。そんなころ、恋人の真山(細川茂樹)は弥生と恋に落ちていた。
 雅子が家に帰ると、十文字が再び「仕事」を持ってきた。その姿を遠くから見て、怪訝な気分になる息子の伸樹(石川伸一郎)がいた。十文字から「運搬」を頼まれていたのだ。息子が「運搬」のため家を出る時、父・良樹(段田安則)は不審に思い、後をつけた。途中で「荷物」を乗せ替えた車が行きついた先は、なんと良樹の「我が家」であった。  夫が見ているとも知らず「荷物」を受け取る雅子。ヨシエと毛布を開くと、そこから現れたのは・・。
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