2013年4月6日(土)放送終了
女として生まれながらも嫡男として育てられた織田信長(天海祐希)は越前朝倉家へと攻め入るが、同盟関係にあった浅井長政(玉山鉄二)の裏切りにあい撤退を余儀なくされる。撤退中、敵に回った長政が信長が女であるという秘密を天下に知らしめてしまうのではないかという信長としての恐怖と愛する男に裏切られたという御長としての悲しみに心を乱されていた。
命からがらで岐阜へ戻った信長は正室・御濃(小雪)から長政が名声を獲得するためには強い男の信長に勝ったという事実が必要なため、秘密は漏れないはずだと助言する。
羽柴秀吉(伊勢谷友介)はここのところ全てが明智光秀(内野聖陽)の思惑通りに進んでおり、長政の裏切りも光秀の企図ではと警戒の目を向けるよう信長に注進する。
直ちに長政への報復をという意見が大勢を占める軍議で光秀は油断は禁物と鉄砲隊を生かす戦略を提案するが、信長に一蹴されてしまう。
そして始まった姉川での戦いで何とか浅井・朝倉軍を撤退させるものの大きな犠牲を払うことになった。ここでも一気に小谷城へ攻め入ろうという光秀と一時撤退し体制を建て直し長政に嫁いでいる信長の妹・御市(長澤まさみ)を救うべき方策を考えるべきという秀吉や柴田勝家(中村獅童)が対立。光秀は一時撤退すれば諸国が信長を侮り、窮地に追い込まれると主張するが、ここでも光秀の主張は通らず信長は撤退を決めるのだった。が、またしても事態は光秀の想像したとおりの展開になり、敵対勢力が続々と立ち上がって織田家存亡の危機にまで信長は追いつめられてしまう…。