きっかけは、フジテレビ
大奥〜華の乱〜

キャスト

安子(牧野成貞の娘) ・・・・・・ 内山理名
夫がありながらも、綱吉の側室として奥入りを余儀なくされる悲劇の主人公。奥入りしてからは、仇である綱吉を討つことを念頭に生きる。しかし、やがて綱吉を意のままに操る桂昌院、牧野を陥れた柳沢こそが討つべき相手であることを認識する。御台所・信子VS桂昌院&お伝の方の対立構造パワーバランスに翻弄される存在。

徳川綱吉(第五代将軍) ・・・・・・ 谷原章介
言わずと知れた犬公方。“生類憐みの令”で、徳川歴代将軍15人の中でも暗君として有名。異常なまでの学問好きで、孝を重視したことから、母の桂昌院を何より大切にする。孝行よりも、むしろ桂昌院の言いなりの感あり。性格的にはお坊ちゃん育ちで、無邪気な少年がそのまま大人になったような男。

お伝の方(綱吉側室) ・・・・・・ 小池栄子
下級武士の娘。出自は卑しくも、その美貌により綱吉の寵を得る。性格は至極女性的。ものごとを深謀遠慮するような性格は持ち合わせず、何事にもストレートなリアクションをする。自らのライバルである御台所・信子、安子、右衛門佐などそれぞれをわかりやすく敵視。嫌がらせも分かりやすく正面から攻撃するタイプ。

右衛門佐(大奥総取締) ・・・・・・ 高岡早紀
大奥での権力争いに勝たんがために、御台所・信子が京より招聘することになる。美しく、賢い綱吉好みの女性だが、自尊心が強く、側室になることを拒絶。プロ意識の強い大奥総取締となる。表の世界の“生類憐みの令”や裏の大奥での桂昌院の恐怖政治に唯一抵抗できる人物。当初は、信子に従っているのだが…。

柳沢吉保(綱吉側用人) ・・・・・・ 北村一輝
綱吉が最も重用した側用人。従順なようでありながら、自らの立身のために様々な策略を巡らすしたたかな男。綱吉を動かすためには大奥を握ることが必須であることに気づいている。安子、信子、右衛門佐、お伝、桂昌院、はたまた大典侍など大奥の女性それぞれに、まんべんなく気を配り、常にその動向を窺っている。

大典侍(綱吉側室) ・・・・・・ 中山忍
権大納言清閑寺煕房の姫として京に生まれる。綱吉の寵が右衛門佐に集まっているのが面白くない桂昌院やお伝の方が、柳沢吉保と謀って、これに対抗しうる女として大奥に引き入れることに。是が非でも世継ぎが欲しい桂昌院、そしてその意思に応えたい綱吉にとって最後の切り札的存在となる。

染子(柳沢側室) ・・・・・・ 貫地谷しほり
柳沢吉保の側室。若く従順で美しい女性。柳沢の長子、吉里を産む。幕閣及び、大奥内での権力奪取を狙う柳沢に利用されてしまう。自らの意志とは別に権力闘争に翻弄される悲しい女性。

阿久里(安子の母) ・・・・・・ 萬田久子
日本の母の典型のような人。優しい女性。もとは桂昌院の侍女。史実では隠居後の成貞は、阿久里と相談し、養子はとらず、牧野家を自分一代で断絶させる決心した。今回のドラマでは、阿久里は安子を大奥にとられたことを儚み、悲劇的な人生を歩む。

牧野成住(牧野家婿・安子の夫) ・・・・・・ 田辺誠一
安子の奥入りにあたり、引き裂かれてしまう夫。その後、綱吉の計らいにより、縁組み、昇進の機会を得るも良しとしなかった。さらに、柳沢の画策に利用されてしまうことに…。

牧野成貞(綱吉側用人) ・・・・・・ 平泉成
館林時代よりの綱吉股肱の老臣。綱吉より12歳、柳沢より24歳年上。元禄元年(1688年55歳)4月21日初めての将軍お成り。これにより、20,000石加増を受け、73,000石に。元禄8年(1695年62歳)「近年とみに老衰の兆しあり、重職に耐えず」と御役辞職。その間、綱吉は多い年で7回、通算32回。桂昌院も16回来訪したという。

隆光(高僧) ・・・・・・ 火野正平
桂昌院が心酔している高僧。桂昌院がまだ京の小娘であった頃、その出生を予言した僧、亮賢の紹介で信頼を得た。綱吉の子が全て夭逝した時、更なるお世継ぎ誕生祈願を託された隆光は、綱吉の干支が戌年であることから「生類、特に犬を大切にせよ」と発す。そこから天下の悪法“生類憐みの令”が発布された。

音羽(大奥女中)・ナレーション ・・・・・・ 余貴美子
桂昌院付きの女中。実は、水戸藩主、徳川光圀の息がかかっている。桂昌院に忠実な女中のようではあるが、その動きは謎めいている。

桂昌院(綱吉生母) ・・・・・・ 江波杏子
綱吉の将軍即位という大願が叶ったことで“自分に不可能はない”的に増長する。かつて“似ている”と言われたこともあってか、大奥一の女帝、春日局への対抗心が芽生えてくる。その影響力を後世まで及ぼしたいとの考えから、綱吉の血を継続させていくことが大テーマ。お伝に優しくするのは、あくまで子を産んだからであって…。

信子(綱吉正室) ・・・・・・ 藤原紀香
桂昌院、お伝の方と対立する公家出身の御台所。京、朝廷に厚い綱吉に大事にはされているものの、どれだけの愛情があったか…。公家の女性特有のプライドを持ち、出自の卑しい桂昌院、お伝に権力が集中することを良しとしない。安子に対しては、初めは味方のように映るものの、その本心はいかばかりか…。


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