NEW DESIGN PARADISE
 2004年11月5日放送  作品番号26『吊り革』

今回のテーマ
「吊り革」
現在、日本人の多くが移動手段として使用する電車やバスに、必ずと言っていいほど存在する吊り革。これほどまでに生活に身近なモノであるにも関わらず、その形は誕生以来ほとんど変化していない。しかし、地方や鉄道会社によって世間にはあまり知られていないちょっとした違いがある。例えば、手で掴む部分が丸型のものやおむすび型のもの、皮の部分が短いものや長いものなど、人知れず吊り革にもバリエーションがあるのである。だがどれも見た目にありふれたもの。そんな吊り革に、デザインの力で新たな可能性を見出せないだろうか。きっとそれは満員電車のオアシスとなるに違いない! そこで今回、我々は新たな吊り革のデザインを「プロダクトデザイナー 澄川伸一」に依頼。枠にとらわれない様々なモノのデザインを手がける彼が生み出す「吊り革」とは!?



デザイナー
「澄川伸一」
1961年 東京生まれ。1984年 千葉大学工学部工業意匠学科卒業。同年 ソニー株式会社入社、ウォークマン、ラジオ等のデザインを手がける。1992年 澄川伸一デザイン事務所設立。以後、サプリメントケース・家庭用浄水器・色彩測定器等、幅広いプロダクトデザインを手がける。通産省グッドデザイン選定、札幌デザインコンペ入選、富山プロダクトデザインコンペデザイン優秀賞受賞、他多数。
今回の作品
NEW DESIGN PARADISE