NEW DESIGN PARADISE
 2004年7月23日放送 作品番号15『ガムテープ』

今回のテーマ
「ガムテープ」
引越し、そして贈答用の小包などダンボールを閉じる際に欠かせない「ガムテープ」。茶色のダンボールにひっそり寄り添うように貼られている「ガムテープ」の存在はあまりにも地味で、デザインの要素など必要ないように思える。しかし、贈り物を受け取る人間にとっては、中身を開ける上での「宝箱の扉」ともいえる存在であり、そんな「ガムテープ」に素敵なデザインが施されたなら、小包や贈り物を開ける楽しみが大いに増すに違いない。そこで今回私たちは、「ガムテープ」の存在意義を高めるべく、若干27歳にして数々の賞を受賞した若き感性に期待し、デザインオフィスnendo代表「建築家・佐藤大」にデザインを依頼。佐藤が「ガムテープ」に与えた新たな可能性とは?



デザイナー
「佐藤大」
大学を卒業後、仲間とともにデザインオフィスnendoを設立。ミラノのデザイン展で海外のメーカーやジャーナリストの注目を集め、たちまち国境を越えて世界を舞台に活躍。その範囲は、建築のみならず、プロダクトデザイン、CI、グラフィックなど多岐にわたる。
今回の作品
NEW DESIGN PARADISE