きっかけは、フジテレビ
小早川伸木の恋

キャスト

小早川伸木 ・・・・・・ 唐沢寿明
 帝東大学医学部付属病院第二外科勤務。
 大学時代、法学部に在籍するも、幼い頃からの夢である医者になることを諦めきれずに医学部に入りなおしたという経緯がある。完全な現場主義で、手術の腕前は美村教授も認めているが、おかげで出世とは無縁の立場にいる。性格は温厚で誠実、人望もある。争いごとが嫌いなので出世欲はない。しかし、周囲を気づかうばかりに自分を見失っている。内面は意外にもろく、思いのたけを吐き出せない現状に疲れを感じている。美村の方針に疑問はあるものの、異論を唱えることはしない。妻、妙子と娘のみすずと暮らしているが、そこが安らぎの場所ではないことを自覚している。妙子のことは今も愛しているが、その束縛される愛に耐え切れずにいる。そんな時、盆栽教室でカナと出会い…。

仁志恭介 ・・・・・・ 藤木直人
 弁護士。医療関係から離婚の弁護まで幅広くこなしている。
 伸木とは大学の法学部以来の付き合い。美形なのに饒舌で理詰めの性格から女性に愛想を尽かされることも多い。一見、器用そうに見えるのだが、実は努力家で、それを悟られないように軽い性格を装っている。そんな恭介の繊細な性格を伸木だけは理解している。伸木が知り合うカナの意外な過去を知っている。

小早川妙子 ・・・・・・ 片瀬那奈
 伸木の妻。
 極度の不安症で嫉妬深い性格。幼い頃から母親に好かれない自分にコンプレックスを持っていたが、高校生の時に自分の容姿の良さに目覚める。以来、男に対して傲慢な態度をとるようになった。そのせいで、交際も長続きしない。そのため、誠実で優しい伸木は、自分だけを心から愛してくれると盲目的に思い込んでいる。やがて、その想いは強まりエスカレート。ひとつのことに集中すると見境がなくなる。友達がなく、いつも一人で悩みを抱え込んでしまうため、伸木にすべてをぶつけてしまう。一途に伸木を思う姿は可愛くもあるが、伸木にはそれが負担となっている。

沼津壮太 ・・・・・・ 大泉 洋
 伸木を慕う研修医。
 父親が権力を振りかざす開業医で、それを反面教師としてきたために正義感が強い。明るく、おしゃべりだが、ムードメーカー的存在でもある。伸木の優しさに甘えて度々迷惑をかけるが、だんだんと一人前の医師へと成長していく。また、玉の輿狙いの看護師から年中モーションをかけられるが、上手く立ち回れない。

作田カナ ・・・・・・ 紺野まひる
 盆栽教室に通う、フリーライター。
 どこか謎めいていながらも、男の本音に理解を示してくれる、まさに理想的な女性。我慢強く、自分の意思をしっかりと持っている。その反面、つかみ所のない面も兼ね備えている。過去の経験から、恋をすることは二度とないと心に決めていたのだが、伸木と知り合って…。

直江 ・・・・・・ 勝村政信
 盆栽教室『なおえ』主宰。
 伸木とは、大学生時代からの付き合いで、もとは医師を目指していた。

添田さより ・・・・・・ 市毛良枝
 帝東医大のベテラン看護師長。

小早川みすず ・・・・・・ 北村一葉
 伸木と妙子の娘。

越智 学 ・・・・・・ 田山涼成
 帝東大学医学部付属病院形成学科助教授。

竹林隼人 ・・・・・・ 谷原章介
 帝東大学医学部付属病院第二外科勤務。
 伸木より二歳下だが同期。論文の評価は高く、誰よりも教授に近い男と院内でも一目置かれる存在。しかし、美村教授からオペを評価されている伸木を密かにライバル視。クールでプライドも高いが、仕事に関する熱意は相当なもの。生粋のプレイボーイだが、実は苦労人。女性には不自由していないが、これまで本気で人を愛したことがない。しかし、ある患者と出会い…。

美村浩一 ・・・・・・ 古谷一行
 帝東医大教授。
 野心家で、自分の地位を守るためなら非情な決断を下すことも。ただ、時にのぞかせる人間的な一面と、年を重ねるにつれて増していく色気が圧倒的なカリスマ性を生んでいる。患者から謝礼を受け取ったり、業者と癒着したりとやり放題など、院内での影響力は大きいが、医学部長の座を獲得するために、さらなる画策を描いている。頭が切れてプライドが高く、若い才能の芽を摘むことにもぬかりはない。伸木を買っているのだが…。


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