名取裕子「感動の看護最前線」9/13 O.A.
名取裕子
いつも艶やかな女優、名取裕子さん。きっかけの番組となったのは、医療現場で働く看護婦たちの姿を追ったドキュメンタリー『感動の看護最前線』(92年〜)でした。
生と死の狭間で繰り広げられる物語に、視聴者のひとりとして深く感動した名取さん。その裏には、かつて、看護婦さんに両親を優しく看取ってもらった経験があったのです。“看護婦さんが、余裕のある状態で患者たちと接することの出来る環境作りを応援したい”と思い、自ら、番組プロデューサーに出演を願い出ます。“女優の自分が、この番組に関わることで、世の中に医療現場を少しでも正しく認識してもらえれば…”という想いを胸に、見る側から出る側に転進した名取さん。最初の取材は、ハンセン病の診療所訪問。後遺症と偏見に苦しむ人々と語り合い、温かい握手を交わしました。以後、名取さんは診療所の人々と文通や、ボランティア活動も開始。また取材も、アジア奥地や中東紛争地までと広がりました。さらに、女優としても“命を大切にする役柄を演じたい”という想いが強くなったそうです。
名取裕子さん(女優)が、ひとりの人間として、女優としての、“新しい意識”に目覚めるきっかけになった番組とは?
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