安藤優子「スーパータイム」6/3 O.A.
安藤優子
大学時代から報道番組に携わって25年。安藤優子さんがキャスターとしての自分らしさを掴むきっかけとなったのは「スーパータイム(1984〜97)」。
夕方のニュース激戦区にあって、逸見政孝さん・幸田シャーミンさんの名コンビぶりで人気を博した番組でした。安藤さんは、幸田さんの後任キャスターに抜擢されます。逸見さんは「スタジオの進行は全部僕がなんとかするから自由にやっていい」と言ってくれたそうです。
しかし、キャスターが自ら現場に飛び込むという、当時としては画期的なスタイルの番組で、安藤さんは自分に何か足りないものがあると感じたのです。
自由である反面、自分が問われる怖さ…現場で目の当たりにする人の生死をどうやって消化していくか…事件・災害・戦争・人の喜怒哀楽をいかに伝えるべきか…。そうして「スーパータイム」で7年──安藤さんが辿り着いたのは“視聴者と同じ立場、同じ目線でいるキャスター”でした。
「人間がニュースやってるんだ。同じ社会にいて、同じ息吸ってるんだっていうことをスーパータイムは自然体で分からせてくれた」と安藤さんは言います。そして今でも「現場の状況を知らずにキレイな所からニュースを伝えたくない。いつでも現場に行きたい」とも。そんな安藤さんの心意気が、視聴者の信頼を得ているんでしょうね。
“視聴者と同じ目線に立てるキャスター”安藤優子さんが自分らしさを発見するきっかけになった番組とは?
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