吉永小百合「また逢う日まで」5/6 O.A.
吉永小百合
いつまでも変わらない魅力の女優、吉永小百合さん。新しい自分と出逢えたのは、1966年4月のドラマ『また逢う日まで』。60年代、スクリーンで活躍する若手女優だった吉永さんは、“サユリスト”と呼ばれる熱狂的ファンを生みだす程の大人気。しかし、同時に“大きな悩み”も、その心に抱えていたのです。「ただピチピチと、飛び跳ねていればすんでいた10代から、しっとりとした演技をやらねばならない20代」への成長。表現したいものと、求められるもののギャップの中で、「どうしたらいいか」と行き詰まって吉永さんでした。さらに映画会社の協定が、映画俳優たちのテレビ出演を阻んでいました。
しかし、あえて、吉永さんはテレビ出演の道を選びました。人気映画をテレビドラマ化した『また逢う日まで』は、加藤剛さんとの共演。「1台のカメラで、ワンカットずつ撮影する映画と違い、4台のVTRで一度に長回しの撮影をするテレビは、緊張感もあり、新鮮」で「続けて芝居をする魅力」を感じたそうです。また、後に結婚することとなった岡田太郎さんが演出したのも「不思議な縁があり、本当に記念になる作品」と振りかえってくれました。新しい一歩を踏み出す“きっかけ”となったテレビから、再び映画へと活動を広げ、生涯女優として活躍する吉永小百合さん。新作『北の零年』は、111作目です。
吉永小百合さん(女優)が、行き詰まりを感じていた映画時代の自分から、新しい一歩を踏み出した番組とは?
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