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数々の著書でも知られる現役医師・日野原先生がミュージカルという新しい世界に挑戦したきっかけは、自ら監修を務め、出演もされた番組でした。
医療現場の最前線で働く看護婦さんのひたむきな姿を伝えるヒューマンドキュメンタリー「感動の看護婦最前線」シリーズ(92年3月〜)。日野原先生は番組を視て驚いたそうです。いつも目にしていた医療現場が、より心に迫ってくる。映像と音楽の持つ力に刺激を受けた先生は、ある台本を書き始めます。それはなんとミュージカル!
子供の頃から音楽が好きで、大学卒業時には医療の道か音楽の道か迷ったという日野原先生。ミュージカルなら、台詞と音楽で多くの人に命の尊厳というメッセージを伝えられると考えたのです。
しかし、ミュージカルを書くのは初めての体験。周囲の人々の力添えもあり、試行錯誤の末、葉っぱの一生に命の尊さを重ね合わせたミュージカル「フレディ」が完成。先生も出演者として舞台に立ち、大きな充実感と達成感を感じたそうです。「この年でもまだまだ僕の将来がある。何でもやったら出来る」──夢を追うにも、きっかけ探しにも、年齢は関係ないんですね。
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ベストセラー「生きかた上手」でも知られる91歳の現役医師・日野原重明さんが、ミュージカルを作るきっかけとなった番組とは?
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