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〜 第9話 死んでなかった!

 都屋と新児(豊川悦司)とのことを調べるうち“とんでもないこと”を掴んだと有季子(藤原紀香)に電話で伝え、会ってそのことを話すといっていた野々村(モロ師岡)が遺体となって発見された。
 有季子は、大沢(中丸新将)から、自分の意地のため、終わっていた事件を調べ続けていたことが野々村を殺したと言われ、これまでの捜査の様子をすべて説明するよう命じられる。
 そして、有季子は幹部たちが揃った会議室で、大沢と都屋の癒着を暴露。大沢を退席させることを条件に、大沢と都屋の関係、雄一郎(石黒賢)が19年ぶりでなく今年の8月に一度帰国していたことを報告。すべてを報告し終わると、辞表を出し、その場を後にしたのだった。
 だが、これで有季子は捜査を、そして新児(豊川悦司)を追うのを諦めたわけではなかった。失踪したちひろ(篠原涼子)から鷹男に届いた写真の男が、双葉会病院の記憶を無くしている男とそっくりであることを確認。さらに都屋の経理部長が自殺したというホテルに足を運ぶと、ホテルのフロント係から、自殺した日、経理部長を訪ね雄一郎らしき人物が来たことを掴むのだった。
 真実をつき止めるには、組織にいるより一人、裸になって立ち向かった方がいい。それが有季子の選んだやり方だった。
 一方、有季子の報告をきっかけに捜査一課・梅本(小木茂光)も動き出していた。社長室に新児を尋ね、失踪中の秘書のことを聞くと、鷹男に届いた写真のこともさり気なく切り出したのだ。
 新児は、この後鷹男からも、ちひろからある写真を見せてもらう約束をしていたこと、実は新児に命じられて行方をくらませてしまったのではなどと詰め寄られるのだった。
 この時、新児は間近に迫っている捜査の手と、真実の説き明かされる時が近いことを察し・・・。


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