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〜 第6話 違う!別人の写真

 『警視庁捜査二課セクハラ美人コップ 夜も大捜査線』。
 鷹男(稲垣吾郎)の書いた記事がとうとう週刊誌に掲載された。だが内容は編集の意向により、都屋スーパーの横領疑惑の部分をカットされるというた鷹男の意志とは少し反したものになっていた。
 だが有季子(藤原紀香)は、記事によって謹慎よりさらに重い休職を命じられてしまう。しかしこの大沢(中丸新将)のやり方を見兼ねた野々村(モロ師岡)が、都屋との癒着のことをちらつかせたことにより、有季子は再び二課に復帰することができた。だが有季子は危険な取引きをさせてしまったのではないかと野々村の身の上を心配するのだった。
 一方都屋スーパーでは、副社長の松宮(鹿内孝)らが、疑惑の目がセクハラに差し替えられたと安心しながらも、会社として警察の捜査が入っていた事実が公にされたことに不服を漏らしていた。しかし新児(豊川悦司)はこの時も「嘘は大きければ大きい程ばれませんから」と自らを奮い立たせるように言い放つのだった。
 だが数日後掲載された『都屋社長・都築雄一郎』の写真を見た『みどりタクシー』新宿営業所の蟹江(田窪一世)が、社長に会いたいとやってきたのだ。新児は、ちひろ(篠原涼子)に鷹男を呼び出すよう言った。今後無断で写真を掲載することを避けるため持ってる写真すべてを引き渡すよう迫ったのだ。しかし鷹男はその申し出を断ると、逆に以前双葉会病院に行った理由を新児に尋ね返した。新児は答える必要はないと言うと、「もし私の守っているものを侵そうとすれば、あなたの守っているものも壊しますよ」と冷酷に言うのだった。
 捜査二課の有季子は野々村の忠告をどうしても聞きいれることができなかった。またしても都築雄一郎の身辺を調べ始めたのだ。そして照合した出入国記録から、雄一郎が19年ぶりでなく、かつて一度日本に戻っている事実を掴むのだった。
 有季子は、その後双葉会病院に身元不明の男と都築の秘書が持っていた写真の男が似てると情報を得るが、鷹男にはそのことを話さなかった。
 鷹男は、いつものように情報に食いついてこない有季子の表情を探るように見つめるのだった。
 その頃、新児が帰った社長室に保険会社の営業をしているという田中圭子(山村美智子)という女性が訪ねて来て・・・。


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