みどころ

桜を見上げて、春の訪れを楽しむ…お花見。
…え? わたしは、花より団子だって!?
わかってますよ〜!

お花見の定番「桜餅」は、隅田川のそばにあるお寺、「長命寺(ちょうめいじ)」で生まれました。

時は江戸時代。将軍様のお達しで花見の名所となった隅田川!

しかし、毎年秋になると落ち葉の山…。
掃除に疲れた門番は…
「この葉っぱ何かに使えないか?」
そこで翌年、塩漬けにした桜の葉でお菓子をクルリ包んでみると…
「桜の香りが素晴らしい!」
 長命寺の桜もちとして大人気になったのです。

「江戸時代の文献には、1年間に38万5000個売れたと書かれております」

ちなみに、今私たちが食べている桜もちの葉っぱ。
そのほとんどは、伊豆半島で育つ「大島桜」の葉っぱなんだとか。

その数、年間およそ2億5000万枚!
ありがとうございます!

花より団子の代名詞、花見団子。
 これって、どうして三色なんでしょ?

赤は、「春」を表す桜色。
白は、「冬」を表す雪の色。
緑は、「夏」を表す草木の色。って、あれっ?「秋」は?

実は、「秋」がないから、「飽きない!」
「花見団子は飽きない味だ!」って、意味なんですって。

暖かな春…みんなを楽しませてくれる桜の花と
甘〜いお菓子に感謝をこめて…いっただきまーす!

このページに掲載されている写真はすべて著作権管理ソフトで保護され、掲載期限を過ぎたものについては削除されます。無断で転載、加工などを行うと、著作権に基づく処罰の対象になる場合もあります。なお、『フジテレビホームページをご利用される方へ』もご覧下さい。