みどころ

真っ赤な色が、食欲をかきたてるトウガラシ。
ピリッとした辛さが、料理の味を引き締めてくれますよね〜。
トウガラシの辛さを生み出すのは、カプサイシン。
その特徴は、辛味成分がこわれにくいこと。
熱を加えても、水分を加えても、辛さは消えません。
また保存能力にも優れています。
カプサイシンは、ビタミンCの保存に役立ち、さらに、抗菌・抗カビ効果まであるんですって。
その力をうまく使っているのが、キムチ。具材の栄養を閉じ込めつつ、長持ちまでさせているんですね〜。
またカプサイシンの持つ「体を暖める効果」は、湿布薬や入浴剤にも利用されているんですよ〜。
トウガラシには、βカロテンなどの栄養や旨み成分・「グルタミン酸」が詰まっています。
その深い味わいは メキシコのサルサや韓国のコチュジャン、中国の豆板醤などで使われ、世界の香辛料として大活躍をしています。
そんなトウガラシを、おいしく使うワンポイント!
「トウガラシの辛味は塩分を引き立たせるので、 余分な塩分を控えることができます」
なるほど! ヘルシーな活用法ですね!
また細かく刻むほど辛さが増すので、料理に合わせて使い分ければ、楽しみ方が広がるそうよ。
食欲を湧かせ、料理をピリッと引き締めるトウガラシ。
その辛さと深い味わいに感謝して…いっただきまーす!