みどころ

寒い冬に、ほっこりと味わえるダイコン。
煮物やおでん、お漬け物に…
いろんな場面で活躍しているわよね〜。
ダイコンといえば、
「大根足ィ!」…なんて使われ方をするけど、昔々は
「白くて美しい」という褒め言葉。
古事記にも「君はダイコンのようだ」というラブレターが載っています。
そもそも大根が日本に伝わった当時は、細くて小さな品種ばかりだったとか。
それを、「もっと美味しくたくさん食べたい!」と、日本各地で、様々に品種改良。
苦心の末、今のような長く太った姿が当たり前となったんです。
そんな大根は、「捨てる所がない」と言われる野菜。
部分部分で、味わいに特徴があるんです。
辛味が増すと言われている根っこの部分は、お漬物向き。
実が詰まった真ん中は、煮物にもってこい。
首の部分は、大根おろしに…、そうそう、葉っぱは、お味噌汁の具や炒め物などに最適!
そして、この冬おススメの料理がコレ!
大根おろしをたっぷり使った「みぞれ鍋」!
「ダイコンはおろすとジアスターゼという消化酵素が働くので消化にいいでしょう。
またジアスターゼは熱に弱いので、生でおろして食べるのは非常にいいことでしょう」
加熱は最小限に。
たっぷり鍋に入れたら、どんどん食べましょう!
煮てよし!漬けてよし!生でよし!
古くから日本人を支えてきたダイコンに感謝して
…いっただきまーす!