みどころ
日本の食事といえばご飯とお味噌汁。
この絶妙な組み合わせ・・・、日本人にとっては最強のコンビよね〜。
その昔、お味噌は、そのままなめたり、野菜につけて食べるのが定番でした。
鎌倉時代。肉や魚を食べられないお坊さんたちは、料理の種類を増やすため、味噌を使った新しいメニューを考えていました。
「なにか、美味しい食べ方はないものか・・・?」
その時、閃いた!
「そうだ! お湯に溶かしてみよう!!」
溶けやすい味噌にするため、日夜、改良を進め、ついに完成!
ひと口飲んでみると・・・、「うまい! ご飯にもピッタリじゃ」
そうして味噌は汁物として定着、「一汁一菜」の食事スタイルが生まれたのでした。
味噌汁の原料となるのは「大豆」。
「畑の肉」と言われるほど栄養満点!
しかも味噌汁になると、いろんな食材が加えられて、お好みの味と栄養をとれるんです。
そんな味噌汁をおいしく作るには、火加減が一番のポイント。
まず、具が煮立ったらいったん火を止め・・・
味噌の旨味を引き出す65℃で味噌を溶きます。
その後、香りが良くなる90℃まで再び加熱。
これで旨味と香りが絶妙な味噌汁の完成です。
私たちの食卓に欠かせない家庭の味。
その日本独自の香りと味に感謝を込めて・・・
いっただきまーす!
