みどころ

ウインナーにサラミにフランクフルト…、呼び方こそ違うけど、みんなまとめてソーセージ!
お弁当やおつまみの定番ですよねー。

3000年前、古代ギリシャ時代には記録が残っています。
秋に収穫した肉を、腐らないよう、塩や香辛料で味付け。
これを腸に詰めて、寒い冬場の保存食にしたのだとか。

それがヨーロッパ各地で様々にアレンジされていき、ドイツ生まれの「フランクフルト」やウィーン生まれの「ウインナー」など、土地の名がついたふるさとの味になりました。

ちなみに…日本では、材料や長さで、呼び方が違うんだとか。
比べて、確かめてみよう!

ところで、ハムとソーセージの違いって、わかりますか〜?

豚のモモ肉などをそのまま使うのが「ハム」。
一方、ソーセージは、様々な材料を混ぜた挽き肉を、型に詰めて使うんです。
全ての材料を無駄にせず保存する…という知恵から生まれたのがソーセージなんですねー。

お弁当の定番、タコさんウインナー!
これを考えたのは、料理研究家の尚道子さん。

ウインナーはつるつるすべって、お箸でつかみにくい…。
そこで切込みを入れてみると…
この時ひらめいた!!!
この切込みを足に見たてると…なんとタコさんの姿に!
見た目にも可愛く大ヒットしました。

保存食として誕生し、今では食卓やお弁当を飾るソーセージ。
そんな人々の知恵に感謝をして…いっただきまーす!

岸朝子氏/NHKアーカイブス

このページに掲載されている写真はすべて著作権管理ソフトで保護され、掲載期限を過ぎたものについては削除されます。無断で転載、加工などを行うと、著作権に基づく処罰の対象になる場合もあります。なお、『フジテレビホームページをご利用される方へ』もご覧下さい。