
お鍋が恋しいこの季節。
かかせないのがエノキタケ!
あの食感が魅力的なんですよね〜。
エノキタケは、エノキなどの広葉樹に発生するキノコ。
天然モノは…こぉ〜んな形に成長するんです!
私たちが知っているエノキタケは
特においしい柄の部分を
グイ〜ンと長く育てているんです。
そんなエノキタケのデビューは昭和初期。
でも最初の頃は「みんなが育てたら、
値崩れして高く売れなくなる!」と、その栽培方法は
極秘事項でした。
しかし、「一部の人たちだけじゃなく、みんなで取り組んで
名産品にしよう!」と、戦後に情報解禁!
いまや国産キノコの生産量・第1位にまでなりました。
エノキタケが一気に注目されたのが
この世界初の快挙!
昭和41年。新宿で産地の人たちがエノキタケをPR!
…ところが売れ行きはいまひとつ…。
そこへ1人の男が現れ 「コレ、南極でも育ちますか!」
何と彼は南極観測隊員。
「野菜不足の南極で育てられないものか」と
エノキタケの栽培セットを持って旅立ったのです…。
日本からアドバイスを受けながら取り組むこと一年、
見事、栽培に成功!
エノキタケは、南極で初めて作られた野菜となったのです。
南極でもお鍋で食べたのかな?
美味しかったでしょうね〜。
そんなエノキタケに感謝して
いただきます。
使用楽曲
「TRE SURE」(SECL-576-7 SME RECORDS)♪Kotaro Oshio
「誇りを持って」(PCCA-02453 PONY CANYON)♪篠崎正嗣ストリングス
「プロローグ」(VICL-62676 VICTOR)♪篠崎正嗣ストリングス
「緊張感」(VICL-62676 VICTOR)♪篠崎正嗣ストリングス
「RIDING IOREK」(4780207 DECCA)♪ALEXANDRE DESPLAT
千葉県立中央博物館 植物学研究科 吹春 俊光先生
関西菌類談話会
きのこアドバイザー 井本敏和氏
JA中野市 きのこ技術課
長野県庁野菜花き試験場菌茸部
北信ローカル