インディゴの夜
わがまま娘
晶は妹の貴子に勧められ、お見合いをすることに。相手は人柄も良く好条件で、晶も「今の生活を抜け出すためなら…」と迷うが、お見合いの最中に見知らぬ少女が現れ、いきなり晶を「お母さん!」と呼ぶ。少女は名前を祐梨亜と言い、両親が塩谷と友人だという。仕事のため、父も母も海外に出張することになった祐梨亜の面倒を塩谷が引き受け、晶のもとに寄こしたのだ。晶が塩谷に借金があると知っている祐梨亜は、「クラブ・インディゴ」に居座り、好き勝手し始める。